昨日は「川柳さろんG」の集まり。
全員互選の課題は「鬼」! はて困った、節分は過ぎたし回りに鬼のような人もいないし…。えっいやあで家内を鬼に仕立て上げた!「鬼ごろし」というお酒の名前は聞いたことはあるが飲んだことはない。調べてみると「鬼ごろし」より「鬼ころし」という名酒が各地にあるようだ。ということで写真のお馬鹿なフィクション句が出来上がった次第。「鬼ごろし」がお酒だと知らない人が多くがっかり…。
鬼嫁と対峙の前に鬼ごろし 潤
「鬼」の最高得点句は、
追い出した鬼が恋しい吹雪く夜 和夫
*余談だが、現在「天路の旅人」(沢木耕太郎著)を読み耽っています。第二次大戦末期日本軍のスパイとして蒙古、チベット、インドなど中国辺境を旅した西川一三氏のノンフィクション。普段本を読むと眠くなるのですが、この本は目が冴えてくる。凄い日本人がいたものです。前回ブログに掲載した悪戯の犯人も判明しましたがそんなことなどどうでもよくなる。「生きる」ということを考えさせる本で多くの日本人に読んでもらいたい一冊です。