「川柳漫遊記」シリーズ(18)
平成19年のチュニジアの旅です。チュニジアは北アフリカの地中海に面した国ですが、日本人のツアーはあまりないかもしれません。歴史で習う古代ローマ時代のカルタゴがある国です。チュニジア人のナダが群馬大学に留学していた頃、奥さんのスロバキア人のスーザンと家内が知り合いました。スロバキアにはその数年後に訪れましたが、今度はご主人の故郷チュニジアに行こうと誘ってきたのです。
日本から直行便のあるオーストリアのウイーンへ、そこから車で2時間ほどのスロバキアのスーザン宅で数日を過ごした後、首都のブラチスラバ空港からカルタゴ航空でチュニジアのチュニス空港へ。空から見るヨーロッパアルプスがとても綺麗でした!空港でナダがタクシーを値切り、壊れそうなタクシーでホテルのあるスースへ。スースの海岸にはヨーロッパ風のホテルが立ち並び、まるでヨーロッパのリゾート地です。写真のホテルのバンガローに荷を置いた後はホテルの散策!まるで田舎者のように広いホテルを探検していました。青と白のとても綺麗なホテルでした。数年後にチュニジアも民主化の嵐に襲われるのですが、旅した頃は穏やかな国でした。
田舎者広いホテルを探検す 潤
*ナダ&スーザンの余談
平成14年のサッカーW杯日韓大会の折り、日本対チュニジア戦が行われたのを覚えている方はいらっしゃるでしょうか?日本にいた二人は観戦に出かけたのですが、なんと2回も二人の応援風景がテレビカメラでアップで写されたのです!日本のテレビクルーは美人を追いかけるのですね。スーザンの友人からテレビで見たよと電話やメールがあったそうです。幸い私は録画していましたのでコピーを渡し、二人にはおおいに喜ばれました!