入梅
2.3日前に中国地方は、入梅した模様との報道があった。今日はそれにふさわしく朝から雨が降っている。話は変わるが、完司さんのブログに、風景写真がよく乗っている。その写真を見て、完司さんのブログの読者の方が、遠近感のある写真にいつも癒されています。と言うコメントがありなるほどと思って、風景写真を注意深く...【続きを読む】
石垣につわものどもの夢の跡
わかりにくいけれど上の写真には、石組みの中に、瓢箪と杯、下の写真には扇が組み込んであります。しかもこの細工は、玄能あいば、と言って、のみを最小限に使って、ほとんど玄能だけで細工をしているので、それなりの価値があるものとされています。それにこの石積みは空石積みといって、コンクリートを使っていない。言...【続きを読む】
火も風も抱いて鱗を脱ぎ捨てる
今日は今治川柳大会に出席。ここの会場設営はよそと違って、机を舞台に対して直角に2脚並べ、参加者が向き合って座るようになっている。4題2人選で、2句しか入選しない。
「脱皮」金子一孝選 火も風も抱いて鱗を脱ぎ捨てる
「流行」日浅 静選 衝突をくりかえす不易流行
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ゆで栗に似ても似つかぬ栗の花
散歩の途中で後頭部をたたかれるような強い臭いに振り返ったら、西日に輝いて、栗の花が満開であった。花と言っても綿状の房が、強烈な香りを立てて、自己主張しているようである。この臭いを嗅ぐたびに私が雄であることを強く実感する。まだまだ生きて世の中の目障りなりたいと思っている。
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麦秋や麦わら帽子と夏みかん
ミカン農家の柳友からたくさんの夏みかんを頂いた。早速いただいてみると、おいしかったことは言うまでもないが、70年も前の私タイムスリップさしてくれた。時は戦争末期、学校の運動場は、芋畑に変わり、柑橘畑は、切り倒されて麦畑に変わっていた。麦秋などと都会のインテリーが作った言葉であると思うが、農作業の中で...【続きを読む】