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海は広いに決まっているので、海でなくてもよいのは決まったことである。善人でなくてもよい。嘘を言うなと言いたくなる。借金に疲れてやけ酒を飲む。この方がよほど本当に近い。20年ほど前に作った句に、こうしてケチをつけてみるのも一興であるが、これとても本当とは限らないので、川柳とは厄介なものである。

藤沢周平の小説が斜め読みで終わった。長塚節の土を中心に、歌集鍼の如くなどを取り上げ、多くの歌人も取り上げているが、節の自然派と呼ばれる文脈には、付いて行けるものではない。ただ、定時制高校の国語の先生から、土を授業で習ったのをなぜか覚えているが、中身だけは全く覚えていない。ただその時、節が病床にあったころ、作ったとされる 美しや野分のあとの唐辛子 が妙に心に残っている。しかし、この本ではでは、出遭わなかったのが残念である。

万歩計は、2.644歩

 

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