標題の句は、昨日の、あさひ柳壇で入選した句。めったに入選しないが、珍しく、3席に入った。
養老孟司の「考えるヒト」をやっと読み終える。解剖学者の著者が、脳や細胞やウイルスについて、極端な専門書としてではなく、一般常識の範囲で分かるようにと著者は言っているが、中々難しく、すべて理解をするとまではいかなかった。その中で、言葉と能の関係について、私にとって、珍しかったことを書いておく。
日本の言葉は世界でも類のない言葉づかいしていると言うう事。それはカナ交じりで、漢字の音訓読みを駆使していると言う事。その為に、外国語は言葉と能の関係においては、脳の中の1か所だけで回路が繋がっているが、日本語は、カナと漢字とは別々の回路、すなわち2か所とつながっていると言うのである。
脳の障害に失語症があることは皆さんご承知の通り。これは脳の一部が壊れて字が読めなくなる。これを、失語症と言う。ところがこの症状で、日本人だけ妙なことが起きる。失語症が2種類発生するのだそうだ。つまりカナ失語、漢字失語症である。この事で分かるように、日本人は字を読むために、脳の2か所を使っていることがわかる。一方はカナ、他方は漢字を読む場所がある。これは世界の人たちが使わないで、日本人だけが字を読むのに使っている場所が脳にある。と言うことである。
以上のようなことから、日本人は外国語をマスターするときに、読み書きから始めるのは日本人の脳の構造が無さ占める技であって、理にかなった脳のつかいかだと作者は言っている。そのために、会話が苦手なのは自然のなりゆきだとも作者は言っている。昨今小学生から英語をと、政治家が言っているようだが、そのためには、古代からの日本語の仕組みを覆すような大事業になるのを知って言っているのだろうかと私はこの本を読んで思う。
ウオーキングは40分。GGの歩きと合わせて、万歩計は14005歩。
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