「川柳漫遊記」シリーズ(17)
平成17年のカナダの旅最終回です。ニューファンドランド島を旅していると州旗やカナダ国旗を掲げた建物をよく目にする。カナダ以外にも欧米の国々では国旗を目にすることがよくある。翻って日本はと言えば、幼い頃はおじいちゃんが「今日は旗日や」と言って祝日には日の丸を玄関先に掲げていた。いつから日本では国旗を掲げることを止めたのだろう…。愛国心のひとつの表現と思うが、そういう我が家も国旗を出したことはない。日本ももっと自由に美しい日の丸を掲げてもいいと思うがどうだろう…。
川柳はこの旅で約150句。相変わらずの駄作をメモ帳になぐり書きしていたのだが、整理用にノートを買おうとしたが見つからなかった。そんなことをペギーに話していたら、セントジョンズを立つ朝、ホテルのフロントにペギーからの包みが届いていました!探していたノートでした。「家にあったので使って下さい!」と。昨夜、別れ際にペギーと抱擁を交わした(家内の目の前ではありますが…)のが効いたのかもしれません。
お別れの抱擁僕も大胆に 潤
*次回からの「川柳漫遊記」シリーズは平成19年の「チュニジアの旅」を紹介します。