Loading...Loading...

「ハワイ家族旅行」シリーズ(13)

元旦の晩ごはん、家族を待つ間ロイアルハワイアンセンターをぶらり。大きな福袋!ハワイでも福袋かとびっくりしたが、その大きさにはもっとびっくり。ハワイではお正月よりもクリスマスのお祝いの方が盛んだ。クリスマスツリーがクリスマスを過ぎても飾られている。ぶらぶらとウインドウショッピングをしたり、街ゆく人を見ているのも楽しいものだ。

人間がすっぽり入る福袋   潤

 

*ウイルス検査について

新型コロナウイルス(COVID-19)の検査方法についてメディアでは正しい報道がなされていません。40年ほど前に会社から大学に派遣されて遺伝子工学を勉強していました。その頃にPCR法が開発されたのを思い出しながら説明してみます。PCR(Polymerase Chain Reaction)法はあくまでも微量の遺伝子を人工的に増やす方法で検査の前処理の方法です。これを利用して遺伝子診断などが可能になりました。コロナウイルス検査法=PCR法ではありません。

A)現在の検査法は

被験者から検体を採取する。検体から遠心分離機などを使いウイルス粒子を分離する。ウイルス粒子から遺伝子を取り出し、PCR法で遺伝子を増幅する。コロナウイルスはRNAウイルスでタンパク質の殻を被っていますが、アルコールや界面活性剤で殻を剥がせます。増やしたウイルス遺伝子の遺伝子配列を特殊な装置にかけて調べるか、遺伝子を制限酵素(特定の遺伝子配列を切断)で処理し電気泳動法でフラグメントの大きさを確認する。遺伝子配列が同じだったり、フラグメントの大きさが同じであればCOVID-19陽性と診断される。もっともPCR法で増える遺伝子が無ければ陰性とされるかもしれません。

40年前とは技術的な進歩があると思いますが、処理にはかなりの時間がかかります。DNAポリメラーゼなど特殊な酵素試薬を使うので在庫が足りないのではと心配です。

B)簡易法について

簡易法の開発が期待されていますが、開発には時間がかかります。検体をリトマス試験紙のように簡便に判定できればいいのですが大変な作業になります。まずCOVID-19と結合するモノクローナル抗体を探す必要があります。人間ではできませんのでマウスにCOVID-19を投与して抗体を産生する細胞を取ります。その細胞をマウスの腹水で増やし、そこから産生される抗COVID-19モノクローナル抗体を取得し、精製します。精製した抗体に蛍光などの標識を付ける必要があります。その標識抗COVID-19抗体を検体試料に反応させて凝集が起きるかどうかなどを判定することでウイルス検査ができるという訳です。標識抗体ができれば簡易的に検査が可能ですが、開発までは時間はかかるでしょう。抗COVID-19ヒト型モノクローナル抗体ができれば治療薬になる可能性があります。

久しぶりに理科系人間に戻ってみましたが正しいかどうやら…。



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K