【いいね】をプッシュ(こうは言わないのでしょうね)された方にしか読んで頂いてないと思い込んでいましたが、そうではなかったことを知ったのは、「読んでいますよ」と声を掛けられて後のことです。【プッシュ】は匿名ですが「声掛け」は顔写真つきの実名ですから、有難いものです。そんなお一人に佐藤幸子さんがいらっしゃいます。川柳研究の月例会で句集「ブリキの夜汽車」を頂きました。三句だけ選んで感想を申し述べて礼状に代えさせて頂きました。その一句がタイトルの句です。
不等辺三角形の中の老い
三角定規は、直角二等辺三角形と他の角が60度と30度の直角三角形の二つだけ。小学生の机の上にある三角定規も、先生の黒板の横に下がっている三角定規も、大きさの違いこそあれ同じ二つの三角形。いわゆる相似形です。その他のすべての三角形は無数の不等辺三角形。自由自在であることの不安かも知れません。
お手紙に手書きで三角定規を書いて、角度と辺の比率を書き入れました。60度30度の三角形の斜辺を二等分して、直角と結んで正三角形(三等辺三角形)も書き入れました。これらの正しい?三角形を見ていると安心感がありますが、「不等辺三角形の存在を忘るべからず」と言われている気にもなります。
いつも思うことですが、句会で抜けた句だけで作者を評価しようとするのは間違いですね。句集を出版するのは大切だと思います。
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