娑婆にいた頃(会社勤めの頃)海軍兵学校出の工場長が居た。
輸送機に乗っていてロッキードに撃墜され、九死に一生を得てから
人生観が変わった と 言っていたが、どこか茫洋とした人だった。
その人の言葉に「実力は咄嗟に出る」というのがあった。
逆に言うと「咄嗟に出るのが、その人の実力」ということ。
普段のルーチンワークや通常の流れの仕事は、当たり前であって
ほんとうの意味での 実力 とは言えない。
何か問題にぶち当たった時に、咄嗟に出てくるアイデアと行動が
実力である。
勿論、アイデアをひねり出すための積み重ねた経験や
咄嗟に体が動く行動力の鍛錬が(これも経験か)必須だが。
川柳で言うと、差詰め、席題の即吟(三分間吟など)であろうか。
初めての即吟は、999番傘土浦での 三分間吟 だった。
時間内にひねり出せたのが たった一句。
乱魚師に 初めてで一句は良い方だ と、慰められたが
愕然としたのを 覚えている。
この時 標記の言を ふっと思い出した。
川柳は 感性が 要るのだ。俺には 感性 は あるのか。
「これも経験だよ」との先輩の言葉に支えられて、二度目は
五七五になっただけの理系の句が、三句できた。
感性には 理系も文系も無いと思うが、ボキャブラリーは理系だ。
来年八十歳になる由宇呆の当面の目標は、文系のボキャブラリーを
増やすことかな。
・・・耳の遠い亀はメガネを拭いて出る 由宇呆
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こんばんは
面白いお話ですね。
「実力は咄嗟に出る」なるほどです。
「火事場の馬鹿力」とは・・・
似てるけれども、微妙に
違います・・?よね!?
とまと さん 有難う御座いました。
最近は 数分遅れの咄嗟だったり、一日遅れの咄嗟だったりします。
老化とは 思いたくないが、自然に逆らっても如何 などと、勝手に思い直しています。
年をとることは やだねぇ。
25日の東葛例会の題に「青春」がありますね。
今から 作句です。 東葛 よろしく。 由宇呆 拝
私は完全な文系、閃きの麿君と思っていましたが、近頃其閃きがないないない、出てこない。
閃きを 追い求めても 出口なし。 句集を読むと閃きましょうや?
鷹麿さん ご無沙汰。というほどでもないね。
句集を(ぬかる道 でも)読むのに、感心するだけではダメ かな。
感動の次は 俺だったらこうするのだが、を 考えながら読む事。
(受け身ではなく、攻撃的に)
次のブログには「閃き」を 書きましょう。
では、また。 由宇呆 拝