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失明の危機から 生還した話を。12日付の ブログの続きです。

素人考えでは、俗に言う「くも膜下出血」の類似が眼の中で起こったので、血が固まらないうちに、抜き取ってしまえばいいのでは、と考える。
が、眼の中と言うのは、ミクロの世界。動脈瘤は数十ミクロン、
視界の邪魔をしている血の塊が 厚さ数十ミクロン、広さ数ミリなのだ。
どんな手術か、説明をされて理解できた。
「角膜を避けて、白目に穴を三つ開ける。一つは患部に薬品を注入する孔。
一つはガラス体(眼球の中)へ ガス、水分を 出し入れする孔。
もう一つは、顕微鏡のカメラを入れる孔。
このカメラで確認しながらの手術なのだ。
将に「ミクロの決死隊」である。
カメラ担当と 執刀の担当と二人掛かり。(博士二人掛かりとは贅沢な)
手順は、顕微鏡を見ながら、網膜(黄斑)下の 血液溜まりへ 薬品注入。
ガラス体から、水分を抜き、ガスを注入。
これで 手術終了。緊張する暇もないほど。
手術室へ入って、出てくるまで 20分ぐらいか。

さて、次のステップが大切なのだ。
注入されたガスは 何に使うのか。
言われたことは「注入されたガスの目的は、このガス圧で、薄められた血液溜まりを、黄斑から遠ざけること。そのために、寝ても起きても常に俯せの姿勢を保持すること。このガスは 時間と共に自然に体内へ吸収される。それまで常にこの姿勢をキープして欲しい。」トイレと食事以外はこの姿勢を取り続けること入院5日、退院後6日。そこで ガスが抜けきった。
苦労は 俯せに寝ることだった。百均で買った 400円のネックピローで 保護用のゴーグルを避けながら寝るのだが、うとうとと精々3時間。あとはベッドの上に座って 俯きの姿勢を取る。

退院後7日目の診察で、先生が狂喜した。こんなに綺麗になったのは 初めてだそうだ。気になったので前例を聞いたら、私は4人目だそうで、前の3人は芳しくなかったのか。一人目ではなかったことに 感謝したい。

    こんなところに幸運が落ちている  由宇呆



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闇を手懐ける話”にコメントをどうぞ

  1. 植竹 団扇 on 2019年3月18日 at 5:05 PM :

     由宇呆さんらしい、お話ですね。自身を納得させ、医師を納得させて、眼球を納得させて、そしてブログ読者を勇気づけました。おめでとうございます。

    • 山本 由宇呆 on 2019年3月18日 at 6:28 PM :

      団扇さん   有難う御座います。
      幸運が 重なった としか 言いようがないです。
      発症後直ぐに 網膜の専門医に出会えたこと。
      その先生が、試す価値のある 手術方法を 知っていた事。
      血が固まらないうちに 手術の機会が持てた事。
      同じ手術が 4人目で、先生方の技術が、経験ともに上がってきた?こと。
      手前味噌だが、俯せの姿勢を 真面目に(馬鹿正直に)やったこと。

      ふり返って 幸運が重なったなぁ と 思わざるを得ないです。

      では、また   由宇呆   拝 

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