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スリランカ人の女性、ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)は、なぜ死ななければならなかったのか」

  昨年8月に留学ビザが失効して収容されたウィシュマさんは体調を崩し、食事もできないほど衰弱していたのに点滴などの処置はほどこされず3月に死亡しました。

施設外の医療機関の医師が点滴・入院を指示した記録があるのに、」出入国在留管理庁の中間報告書には指示がされなかったというのです。

弁護士、文化人、若者らによるSNSの発信や、国会の野党共闘の力で、菅政権は入管法改定を断念しました。長期収用などの人権侵害が繰り返され、2007年以降だけでも、17人もの死亡者を出している異常事態に、国内外からの猛烈な批判が巻き起こっています。憧れの日本にやってきて、そこで命を落とされる、こんなことがまかり通って良いわけがありません。

来日中のご遺族の一番の願いは「真相解明」です。入館施設内でウィシュマさんを撮影したビデオの開示を、日本政府は拒んいます。

コロナ禍のもと、オリパラの開催の是非をめぐり、世界の目が日本に向いています。日本の政府の非常識と日本国民の良識が、鮮やかな好対照で世界を駆け巡っています。近年でも、画期的な事件だったと思われます。



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「なぜ死ななければならなかったのか」”のコメント欄です

  1. 紅野ヒロミ on 2021年11月25日 at 8:33 PM :

    ウィシュマ・サンダマリさん事件などの日本の入国管理当局による外国人収容者に対する様々な人権侵害が引き起こされたのは、フィリピン人のカルデロンさん一家に対する恐喝まがいの抗議活動を在特会(極右の首領桜井誠こと高田誠、福島県の恥晒しといえる瀬戸弘幸)や主権回復を目指す会(代表西村修平、顧問に酒井信彦や台湾(中華民国)出身の評論家黄文雄、性教育に対して過剰に抗議していた今はなき東京都議である古賀俊昭が名を連ねていた)、自称外国人犯罪追放運動(在特会の仲間有門大輔)などの右派系グループの幹部数人が埼玉県蕨市や入国管理局に対して行っていた事が引き金といってもいいです。
    あのような抗議活動を行った団体や幹部は社会的制裁を受けるべきだと思います。

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