「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(31)
前回に続き音楽ネタだが、句集の最後のページに載せたこの句、結構思い入れがある。
中学生の頃だったろうか、NHKの「アンディウイリアムズショウ」を見ることが大好きだった。「ムーンリバー」「ダニーボーイ」「ある愛の詩」「いそしぎ」・・・、特に好きだったのは「マイウェイ」。もともとこの曲はフランクシナトラの持ち歌だが、「信じたこの道を歩いて行くだけ」と甘く切なく歌うアンディに聴き惚れていた。いくつかの彼の曲は歌えるのだが、この「マイウェイ」は歌えない。はたして自分の信じた道を歩いてきただろうか?まだまだ人生の歩き方も未熟だと思う。いつかきっと歌えるようになってみたいと思って作った句である。
写真はスペインのカナリア諸島へのクルーズ船のロビー。一台のグランドピアノが置かれていた。「空港ピアノ」ならぬ「船ピアノ」!が、誰でも弾けるわけではなく専属のピアニストが奏でていた。そんなピアニストに大胆にも大好きな「マイウェイ」をリクエストしたのでした。にっこりと笑って快く応じてくれた思い出の写真。
いつかきっと歌ってみたいマイウェイ 潤
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