
第80回記念長野県川柳誌上大会入賞句作品集を頂きました。
「2026 長野県民芸術祭参加 第80回記念長野県川柳誌上大会」の入選句作品集が届きました。美しく朝焼けに染まる戸隠連峰の写真が表紙を飾っています。今回、私は数句が秀句に入選し、総合9位賞を頂きました。歴史ある大会の節目に、このような成績を収めることができ、大変うれしく思っています。作品集を開き、入選作品とともに、ご挨拶や祝辞、編集後記も読みました。そこには、長野県の川柳を長年支えてこられた皆さんの情熱と、大会を未来へつなごうとする思いが込められていました。
長野県川柳作家連盟会長・河内繁さんの「ごあいさつ」文によると、今回は県内外から191名が参加し、各課題を2名の選者が共選する新たな試みが行われましたとのことです。異なる見方や感じ方が選に表れることは、投句する側にとっても、自分の句を見つめ直す貴重な機会になります。また、物価高騰の中での大会運営の難しさと、それでも長く続いてきた伝統を途切れさせず、次の世代へ引き継いでいこうとする決意が記されていました。一冊の作品集が届くまでには、多くの関係者の方々のご尽力があることを忘れてはならないと思います。
この大会誌には一般社団法人全日本川柳協会理事長・小島蘭幸さんの祝辞「第八十回を祝う」が寄せられていて、大会の歴史の重みが伝わってきました。第1回の開催は昭和22年。先達の尽力によって育まれ、コロナ禍も誌上大会として継続してきた歩みに敬意を表しておられます。さらに、第81回、90回、100回へと続くことを願い、いつの日か長野で全日本川柳大会が開催されることへの期待も寄せられていました。
とりわけ印象的なのは、当番吟社となった「ながの川柳社」の事務局を担当された堀純子さんの編集後記です。今回は北海道から福岡県まで、県外からも60名が参加されたそうです。誌上大会であっても、川柳を通じて各地の柳友がつながっていることを感じます。
純子さんは、91歳を迎えられたお父さま、堀松白さんに代わり、大会事務と発表誌の編集を担われました。幼い頃、お父さまに川柳大会へ連れて行ってもらった思い出とともに、これからはゆっくり句作を楽しんでほしいという娘としての願いが綴られていました。川柳を人生の大切な一部としてきたお父さまと、その歩みを支える娘さんの思いに触れ、胸が温かくなりました。
選者の皆さま、主催の長野県川柳作家連盟、当番社の「ながの川柳社」、そして作品集の編集・発送に携わってくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。そして素晴らしい入選句作品集をお送り頂きありがとうございました。これからも益々のご発展をお祈り申し上げます。
柳山
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