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各地の川柳大会、句会はほとんど中止で刺激のない毎日。こんな時は散歩をするか菜園の手入れをするか本を読むぐらいしかすることがない。昔から愛読書は「文芸春秋」、特に最初のコラムにあるイタリア在住作家の塩野七生さんが大好きで真っ先に読む。このコラム、「日本人へ」はもう202回目になるから20年近く続いていることになる。彼女独特の切り口で古代の史実から現代の日本の問題点を指摘している。もっとも彼女の歴史本は必ずしも史実に忠実ではないと指摘する人もいるのだが、彼女が恋した古代の英雄たちの物語として読めば楽しく読める。

今月号の巻頭随筆「日本人へ コロナヴィールスで考えたこと」の要旨は、

*人類の歴史は流行病の歴史と言ってよく、いくらかの期間はおくにしろ、発生と終息 のくり返しであった。

*ヨーロッパとオリエントの交易で成り立っていたヴェネチア共和国はオリエントで疫病が発生したからといって国境を閉じるわけにはいかない。流行病の病人が出た船が帰り着くと湾内の小島に強制的に下船させ、40日間の隔離をし十分な治療を施した。

*東京五輪は予定通りやったらいい。完璧な予防対策、治療対策を完備して臨めば日本では国を閉じなくても人的物的交流は可能であると世界に示すことができる。

なんとも示唆に満ちた相変わらずの塩野七生流の提言、残念ながらグローバル化した今日のイタリアで大流行している皮肉にはイタリア好きな彼女もガッカリであろう。

古代史を読むと現代史がみえる   潤



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