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課題「太い」で面白い場面がありました。ちょいと「覗き見」お楽しみください。当日の参加者は13名出句は39句でした。その中で「同想だけれど風味の異なる句」をご紹介します。(吟社では選者は輪番、互選は2点句一句、1点句六句としています)

~~~~~~~先ずは「毛筆の太文字」から~~~~~~~~

一年を一文字にする太い筆      選者   天    互選 10点トップ賞

筆太に「必勝」とあり受験部屋    選者   秀5   互選  1点

隙のない勘亭流のラブレター     選者   没    互選  3点

~~~~~~~続いて「三味線の太棹」から~~~~~~~~~~

細棹の津軽じょんがら頼りない    選者   秀9   互選  1点

太棹が津軽の風と競い合い      選者   秀8   互選  3点

太棹の津軽三味線雪の中       選者   秀7   互選  0点

~~~~~~~更に続けて「寿司の太巻き」から~~~~~~~

拷問のように食わせる恵方巻き    選者   客三   互選     5点

寒がりで着こんでみたら恵方巻    選者   秀6   互選   5点

太巻寿し七色の芯母ゆずり      選者   秀2         互選   1点

~~~~~~~最後に「体形の太い」から~~~~~~~

でっぷりの人ポッチャリと思ってる  選者   地    互選   3点

でっぷりと違うぽっちゃりとふっくら 選者   秀4   互選   3点

他に7句   神経・絆も多くありました。

川柳成増吟社の「まとめ」は吟社内のみに配布されていますので、今後も作者名抜きで公表いたします。句そのものをお楽しみください。掲載句が他の句会や誌上に応募されることがあると思いますが、この欄は作者による公開ではありませんので、初見として扱ってください

 

 



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川柳成増吟社第427回月例会覗き見”にコメントをどうぞ

  1. 上野楽生 on 2016年3月12日 at 9:30 AM :

    「川柳成増吟社」懐かしいです。
    僕がお邪魔したのはもう何年前になるんですかね。
    古い楽生日記で確かめてみます。

    川柳を初めて20年で、東京には30回以上行きました。
    大阪育ちで東京嫌いだったのに、いつしか柳友も増え馴染みの店もできました。
    人間、食わず嫌いをせずに、コミュニケーションが必要ですね。 

    • 植竹 団扇 on 2016年3月13日 at 9:01 AM :

      えっ、20年ですか?成増にお出でいただいたの、つい最近の気がしています。団扇は「つまらないこと、いえ、つまらないことほど」よく記憶しているのですが、時期の記憶がほとんどないのです、すみません。大阪にも何度お邪魔したのかもわかりません。展望は前の会場の最後の大会だと思います。それでは、4月の大会でお目にかかりましょう。

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