課題「太い」で面白い場面がありました。ちょいと「覗き見」お楽しみください。当日の参加者は13名出句は39句でした。その中で「同想だけれど風味の異なる句」をご紹介します。(吟社では選者は輪番、互選は2点句一句、1点句六句としています)
~~~~~~~先ずは「毛筆の太文字」から~~~~~~~~
一年を一文字にする太い筆 選者 天 互選 10点トップ賞
筆太に「必勝」とあり受験部屋 選者 秀5 互選 1点
隙のない勘亭流のラブレター 選者 没 互選 3点
~~~~~~~続いて「三味線の太棹」から~~~~~~~~~~
細棹の津軽じょんがら頼りない 選者 秀9 互選 1点
太棹が津軽の風と競い合い 選者 秀8 互選 3点
太棹の津軽三味線雪の中 選者 秀7 互選 0点
~~~~~~~更に続けて「寿司の太巻き」から~~~~~~~
拷問のように食わせる恵方巻き 選者 客三 互選 5点
寒がりで着こんでみたら恵方巻 選者 秀6 互選 5点
太巻寿し七色の芯母ゆずり 選者 秀2 互選 1点
~~~~~~~最後に「体形の太い」から~~~~~~~
でっぷりの人ポッチャリと思ってる 選者 地 互選 3点
でっぷりと違うぽっちゃりとふっくら 選者 秀4 互選 3点
他に7句 神経・絆も多くありました。
川柳成増吟社の「まとめ」は吟社内のみに配布されていますので、今後も作者名抜きで公表いたします。句そのものをお楽しみください。掲載句が他の句会や誌上に応募されることがあると思いますが、この欄は作者による公開ではありませんので、初見として扱ってください。
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「川柳成増吟社」懐かしいです。
僕がお邪魔したのはもう何年前になるんですかね。
古い楽生日記で確かめてみます。
川柳を初めて20年で、東京には30回以上行きました。
大阪育ちで東京嫌いだったのに、いつしか柳友も増え馴染みの店もできました。
人間、食わず嫌いをせずに、コミュニケーションが必要ですね。
えっ、20年ですか?成増にお出でいただいたの、つい最近の気がしています。団扇は「つまらないこと、いえ、つまらないことほど」よく記憶しているのですが、時期の記憶がほとんどないのです、すみません。大阪にも何度お邪魔したのかもわかりません。展望は前の会場の最後の大会だと思います。それでは、4月の大会でお目にかかりましょう。