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 石川さゆりの『歌芝居』に出会いました。『飢餓海峡』のタイトルで歌の部分は聞いた記憶がありましたが、実に素晴らしい方言の台詞の表現力に圧倒されました。なんと1995年リリースの解説に、また驚かされました。水上勉(みずかみつとむ)さんの」息子の窪島誠一郎さんの無言環の記事の欠かさずに愛読しています。

成人を祝う会の行き帰りの道で、日向ぼっこをするお婆ちゃんに出会いました。もう2時間余り経ちます。「ずっと座ってらしたのですか?」「デイケアのバス待ってます」「バスは何時なんですか?」それには答えずに「きょうは何曜日ですか?」「月曜日ですが」「あっ、デイケアは火曜日でした」会話の間中、座った姿勢のままで笑顔を絶やさないお婆ちゃまです。曜日を間違えることなど誰でもあることですが、2時間の経過に気付かないのは大抵ではありません。おそらく家の時計かTVかで、バスの時間にあわせて家を出た筈です。腕時計は持っていないようです。普通デイケアのバスは家の前まで来て、ドアチャイムまで押してくれます。来ないので出て待ったのでしょうか?家も名前も分かりませんが、顔は見かけた記憶があります。成人と80~90の老人と、みんなが安心して暮らせるためには、世界・国・都・区の大きな枠組みと路地の小さな見守りの両方が必要なのですネ。

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