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〈豆電球〉から十三年・・・エッそんなに経ちますか?あの丸山芳夫さんが〈虫めがね〉を上梓されました。

団扇の同郷の川柳作家、伊藤三十六さんでさえ先輩作家と勘違いするほどの、若き日からの有名作家である丸山芳夫さんは、団扇より三年半お若い方です。是非、皆さまに広く読んで頂きたくて、何句か紹介させて頂きます。

除夜の鐘つく時テナガザルになり

出席をとるように見る年賀状    欠席も 遅刻もある。

原っぱの土管の中の哲学者     のび太くんのおともだちも

ハンバーガー買うに質問攻めに遭う   トイレを借りると、大ですか小ですか

二人組より物騒な二人組         被害者は男性、加害者はおとこ

湯気が立ちこめているから美人の湯    美人の湯信じる者は美人救われる

念願の坊ちゃんの湯でひと泳ぎ      道後温泉、一階の湯なら可能

自販機の釣りが止まらぬ夢を見る      五百円玉を連続的に拾う夢

勉強しなおしてきますと言おうとちったら     黒門町

ちくわぶを買うとリレーがしたくなる       バトン

玉ノ井の名前が残る相撲部屋        無くなった玉ノ井

三塁の横に踏切番が居る          コーチャーズボックス

お前まで糖衣錠とは正露丸         良薬かどうか判らぬ糖衣錠

忘れん坊将軍にならすぐなれる       吉田類の代役ならばすぐなれる

あと五円あれば貯金が億になる       富士の山ほどお金を貯めて 端から 

                        五円づつ使いたい

ドの上にシがあるハモニカの八重歯      この句は誰にも真似られません

家族っていいな寅さんサザエさん      サザエさん観てる我が家も夕ご飯

                           高校二年生女子

右のコメントは邪魔なので、読み難い色にしました。



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豆電球から虫めがね 芳夫さん”にコメントをどうぞ

  1. 赤ペンマン on 2021年2月2日 at 5:45 PM :

    虫眼鏡、虫メガネ → 虫めがね
    二人組よりも物騒な二人組 → 二人(ふたり)組より物騒な二人(ににん)組
    念願の・・・ほひと泳ぎ → ひと泳ぎ
    ちくわぶ・・・ルレー → リレー

  2. 勢藤潤 on 2021年2月2日 at 6:35 PM :

    芳夫さんから「虫めがね」が届きました!昭和に匂いがプンプン香る句集ですね。エッセイが面白い!

    • 植竹 団扇 on 2021年2月3日 at 7:18 PM :

       団扇は川柳マガジン東京句会でしかお会いできませんが、楽しみです。妹さんも二度に一度はご一緒です。

  3. S.M on 2021年2月2日 at 8:35 PM :

    植竹団扇さま
    川柳と貴コメントいずれも愉快に拝読。
    関西人のわたしには聞き慣れない言葉の
    「竹輪麩」。「関東煮」には「竹輪麩」
    、「おでん」には「ちくわ」なんですね。
    相撲好きなわたしは、2017年秋の大相撲
    津場所を見に行ったとき、玉ノ井親方から
    「玉ノ井元栃東」と書いたサインを貰い
    ました。

    • 植竹 団扇 on 2021年2月3日 at 7:27 PM :

       西と東の違いも楽しいですね。関東煮と表記するのですね。関東では、ちくわも竹輪麩も入れます。別のものです。展望をはじめ大阪には年に数度お邪魔していましたから、行けなくて寂しい思いをしております。

  4. S.M on 2021年2月2日 at 8:43 PM :

    先程のメール、本文冒頭の「S.M」を
    削除し、「植竹団扇さま」に訂正します。

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