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☝ 21日午後、顧問の教員が生徒ら七人に校舎の外周450㍍を一分二十五秒以内で走り、それを超えた秒数分、罰として外周を走るように指示。全員が罰を受け、生徒は二分八秒だったのため四十三周(約十九㌔)を走ることになったが、二十一周走ったところで体調不良になり、練習を終えた。二十三日午後に残り二十二周を走っている途中、自転車置き場付近でうずくまっているところを他の教員が見つけ、熱中症による脱水症状で救急搬送された。2017年8月25日(金)夕刊

 

☝ 知的障害特別支援学校「都立永福学園」バスケットボール部

団扇は元ランナー、400㍍を51秒台で走って、国立競技場のインターハイ都大会に出場しました。教員の課した目標は、100㍍を20秒で走ると900秒かかるコース895秒で走れというもの。この生徒たちの100㍍を全速力で走った場合のタイムは、どれほどだったのでしょうか。教員に認識はあったのでしょうか?

マラソン競技の中継をご覧になったことのない方いらっしゃいますか。ランナーに合わせて沿道を走る人、必ずいますね。でも、その映像はせいぜい10秒ですね。何故でしょうか?追い着けないからです。

マラソンは42,195km、約40kmと考えます。それをトップランナーは二時間強で走るのです。大雑把に計算して100mを約18秒で走り続けるのです。

新聞は、また部活の悲劇「教員の認識甘い」と見出しを付けましたが、団扇に言わせれば、問題は「目標設定の根拠の客観的非科学性」と「目標を生徒に納得させる教育的非合理性」にあります。

倒れた生徒のタイムは二分八秒ですから、100㍍あたり28秒以上かかっています。この教員は、「罰を課す範囲」をどう想定していたのでしょうか。

目標を達成できなかったのは僕が悪い」と純真に思い込んだ生徒。「ぼくはもう走れないよ」と言えなかった生徒を思うと、「怒り」だとか「悲しみ」だとかいう言葉で表現できない思いでいっぱいです。

事実に真っ直ぐに向かい合うことが、科学的認識の出発です。科学的認識は科学的ヒューマニズムの基礎であると思います。

☝ あきひこ 10月25日で34歳になります。

 



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