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三月のひな祭りの頃になると我が家には一大イベントがある。自分たちだけが家宝と思っている「加賀押絵」の虫干しを行うのである。子供達がいた頃は雛人形を飾り終えた雛壇に並べて虫干しをしていたが、もう雛人形は出さなく、加賀押絵を雛壇に並べている。今年は高崎市内に住む長男家族が虫干しの手伝いに来てくれた。

加賀押絵は金沢に伝わる手芸品で、我が家に百点あまりある作品はすべて家内の祖母が縮緬の端切れなどで昭和初期に趣味で作ったものである。色紙、短冊(写真左)、栞、箱ものなどがあるが、一番の傑作は写真上の衣通姫の菓子函である。作品を納める桐箱の裏には作成時のことや衣通姫の和歌などが細かに記載されている(写真右)。衣通姫とは、

「衣通姫(そとおりひめ、そとほりひめ、そとおしひめ)は、記紀にて伝承される女性。『日本書紀』では衣通郎姫(そとおしのいらつめ)、『古事記』では衣通郎女・衣通王(そとおりのみこ)と表記され、叔母と姪の関係にある別の人物の名である。大変に美しい女性であり、その美しさが衣を通して輝くことからこの名の由来となっている。本朝三美人の一人とも称される。和歌に優れていたとされ、和歌三神の一柱としても数えられる。」

これからも子や孫がこれらの作品を大切に保存し後世に伝えていってくれればと思っている。私の川柳作品(句集など)も子や孫たちに保存して伝えていって欲しいものだが、今の無関心度からしてみるとまあ無理でしょうね…。

虫干しに衣通姫も笑み浮かべ   潤

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