「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(87)
「川柳漫遊記」の合間の「ベストコレクション」です。
十数年ほど前に両親を亡くし、一昨年は姉を亡くし、今年は妹を亡くし古里との縁はだんだん薄くなっていく。年老いたら古里に帰ろうと家内と話していたのだが、北陸の冬の雪(雪下ろし)を思うと風は強いが晴天の多い関東に居ついてしまう。古里の友人たちとも年賀状のやりとりで安否を確認するぐらいで、以前のようにクラス会もほとんどなくなった。淋しい思いがある。この句は10年以上も前の句で、折々に古里の便りが届いていた頃の句である。古里へ帰る機会は少なくなったが、何か古里に忘れ物をしているような気がしている。今になって逢いたいと思うひともいるのだが…。
折々に風の便りを聞いている 潤
*佐賀からはこんな便りも…。
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