天辺で枯れ葉シャンソン口遊む
天辺に年越し確と見た枯れ葉 散々団扇を手こずらせた杏子の葉、跡形もなく散り終えて欲しい気持ちと、名残りを残して欲しい気持ちと、新春の青空に健気と言うべきか、強かと言うべきか。明日はさいたま市から息子と孫が久々にやって来ます。
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高層のビルにしっくり舫い船
メトロに乗り慣れると、乗り換えの要領がよくなります。前方か後方か、エレベーターやエスカレーターに最短の乗り口は、何号車何番乗り口か。それはそれで便利ですが、地上に出ると右と左は分かるが、海や山の方角と方位は皆目見当が付きません。窓の景色の見えない旅を進化と呼んで良いのでしょうか。万歩計は持っても磁...【続きを読む】
おせちにも飽きて佃のもんじゃ焼き
徒歩5~6分のバス停から、民営バス・都営三田線・都営江戸線を乗り継いで月島駅へ。一番近いもんじゃ焼きの「だるま」の前のベンチで待つこと30分、「お好み焼きやら焼きそば」を焼く見事なお手並みに見惚れつつ、焼きあがるまでまたまた待つこと15分余り、待つうちにつのる空腹感が、風味?に乗り移ります。目と...【続きを読む】
今はもう鞭は振らないチイパッパ
群雀(むらすずめ)は群れをなした雀を意味します。子どもの頃から耳にした言葉です。子どもがよくする思い込みで「村雀」と思っていました。群雀の育て方という記事があって、こちらは(ムレスズメ)と読んでマメ科の落葉低木や盆栽のことを指します。それならばまだしも、和菓子の名前やら居酒屋の店舗名が最初...【続きを読む】
母さんと平和お迎えする蛇の目
厄除けの末に広がる蛇の目傘
意地悪く冷酷そうなヘビの目には、【真実を映す】【魔除けの力がある】という信仰もあります。大小2つの太い輪からなる〈蛇の目紋様〉は、今でもお目にかかれる盃の底の紋様であり、ピチピチチャプチャプの蛇の目傘の紋様でもあります。蛇の目傘を開く動作は、末広がりのイメージに重なり...【続きを読む】
澄むと濁るで大違い
詩人に三度も登場願いました。 誰も指摘してくれなかった失敗談です。いくつかの句会で谷川俊太郎さんの詩を朗読しました。その度に「たにがわ」と発音していました。「たにかわ」が正しいことを皆さんはご存じだと思います。指摘がなかったのは、「どちらでも良い」とお考えなのかも知れません。西の出身の友人が二人い...【続きを読む】
夜回りに落ち葉集めて年納め
謎々のような画像ですが、オーヘンリーの「最後の一葉」の表紙です。今年の大晦日は火曜日で、ラッキーなことに普通ゴミの収集日です。しかも、火曜日に限って収集時間が9時過ぎまでOKなのです。子どもの頃、近所のおかみさんたちが「ゴミ屋さ~ん」と大声で呼ばわりながら追いかける様子をよく見かけたものでした。ゴ...【続きを読む】
アイドルと団扇一番縁遠い
今年最後の句会は成増吟社、昼間の気温が15度まで上がって夜席も暖房がきついほどのコンディションでした。『今年のニュースから』がオンパレのなかで、「アイドル」というお題にはなにやらホッとさせられました。登場したアイドル群は、百恵・ミポリン・キョンキョン・聖子・AKB・キャンディーズの他...【続きを読む】
改めて詩人からの問いかけ
谷川俊太郎さんに再び登場して頂いた訳。本日の東京新聞5面に 谷川さんの問いかけ胸に刻む 元高校教師 池田幹子さん(76)の投稿記事が載ったからです。68年春、生徒たちが議論して卒業式での「君が代」斉唱を取りやめることになり、それに代わるものとして生徒たちが谷川さんにお願いして書いて貰った詩の話題で...【続きを読む】
九回の表は雲ひとつない寒気
北新宿句会納め句会。年末のお題は軒並みの『今年あった出来事から』でした。同じ句材でも、詠んだ方の思いも手法も様々。五客三才を紹介します。客一 袴田さん無罪の裏に姉の情 客二 また歴史が繰り返されたこの年も 客三 政治とカネ明けない闇に怒り増す 客四 裏金をもらえる人をちょい妬み 客五 オリンピック...【続きを読む】
句会納めて夜回りで年を越す
漬物の株式会社本長をご存じですか?川柳六大家前田雀郎のご長男の前田安彦師の経営する社です。師は昨年の12月10日にご逝去されました。句会にお出でになるたびに、ワインのボトルをずらりと並べ大盤振る舞いをされました。ワインを味わい分ける能力などない団扇ですが、後に空けるワインほど高級に違いないという知...【続きを読む】
負けてなるかとパチパチリ
牛込神楽坂で会合兼忘年会、コロナ感染でAさん欠席、日程を間違えたRさん、音信不通のNさん、待てど暮らせど来ぬ人ばかり、折角足を運んだのだから「転んでも只で起きない」という心構えでキョロキョロ、会場に「新宿に縁のある有名人」の写真がずらり、団扇の眼に止まったのは、やなせたかしさんと三遊亭小三治さん...【続きを読む】
七色を詰め代えて南瓜の朝餉
物の始まりが一ならば、国の始まりは大和の国と良く申しますが、七色唐辛子の始まりは・・・唐辛子・山椒・青海苔・麻の実・陳腐・生姜・胡椒 で七種類、長野県の生まれのくせして、江戸っ子気取りで七味でなくて七色唐辛子と言いたがる団扇です。唐辛子が切れたので、巣鴨の地蔵通りの松宮商店で買い求めて帰ると、SB...【続きを読む】
これが札なら大儲け
散る拾うこれが札なら大儲け 長男の小学校入学を記念して植えた杏子の木がすくすく伸びて、毎年〈これほどに大きな葉〉を舞い散らせます。落ち葉の他には何のゴミも落ちない路地です。ご近所の玄関先や駐車場にまで舞い込むので、捨て置けません。鎌倉の神社の落ち葉掃きを仕事にしている友人がいます。それに比べたら〈...【続きを読む】
銭湯と居酒屋ララバイは落語
懐かしい千駄木5丁目の銭湯、こんな名前だったかしら?こんな作りだったかしら?何度か行った筈ですが印象は残っていません。日本医大と根津神社を挟んだ通り、駒込病院の通りとの真ん中に大観音と駒込学園があって、その向かいに二件目の我が家の三階建ての小さなマンションでした。今晩は、近所の銭湯に行った帰りに...【続きを読む】
締め括りまでは間がある歯科の椅子
歯痛が酷くて、川研の報告も十分に出来ないままに、年末の多忙を奇跡的に縫って、16・17と連続で予約が取れました。「歯科の椅子」で旧作・新作を並べて、今夜はお休みなさいです。なにも噛めないので、鮭と卵のおかゆだけ、ビールは流動物だからOKと自己判断しました。
食いしばり生きた証しの歯科の椅子/間を空...【続きを読む】
総入れ歯でないから虫が食いたがる
一昨日あたりから歯が傷みだして往生しています。今日は川柳研究の選者なのでギリギリには到着出来ませんでした。天1に地が1、大晦日の抽選の宝くじを4枚頂きました。自分では何十年も買ったことのない宝くじですが、大切に仕舞い込みました。頻繁に購入する人ほど、当たらないことに慣れて、当落を調べ忘れることが...【続きを読む】
今年のニュース追悼が並びます
年末最後のダブルヘッダー、世田谷の三茶川柳から、練馬のやまびこへ。駅を数えあげると草臥れるので省略します。やまびこの互選「ノート」〈創始者が国の誉と書くノート〉互選は二点句がお一人、有難う有難う、「コクヨ」の命名は「国誉」です。細々でも語り継ぎましょう。宿題「洗練」俊太郎さんの詩の本歌取りを採って...【続きを読む】
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