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昔 昔 その昔 椎の木林のすぐそばに 小さなお山があったとさ あったとさ 丸丸坊主の 禿山は いつでも みんなの笑いもの 「これこれ杉の子起きなさい」 お日さまニコニコ声かけた声かけた 「こんなチビ助なんになる」 びっくり仰天 杉の子は 思わずお首を ひっこめた ひっこめた

「お山の杉の子」は 小国民文化協会の懸賞募集作品の入選作です。 吉田テフ子作詞 サトウハチロウ補詞 軍部の検閲の後に発表 戦後は進駐軍の重なるチェックの後に世に出ました。子どもながらに「小さき者・弱き者」を大笑いすることに違和感を感じながらも、お日様のやさしさに騙されて、「良い歌詞かな?」と思ってしまいました。 しかし、立身出世と滅私奉公の思想そのものの歌詞で、大木は兵隊さんを運ぶ船にされる訳です。奉公は「国のため」が「皆のため」に選後変わりますが、「自己実現」より優先されるのは、個々人の幸福追求とは矛盾します。 「何の負けるか いまにみろ」 の杉の子は 「チビ助を笑わない」人格になれたでしょうか。 戦前の歌詞に身震いをします。さあさ負けるな 杉の子に 勇士の遺児なら なお強い

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