家族旅行でさえも行き当たりばったりの団扇。それが面白いというのは後付けの理屈で、ただズボラなだけ。でも、ほんとうに面白いのだから、改める気はさらさらない。播州赤穂の句会会場を確かめて荷を置くと、道中であたりを付けて置いた「蕎麦屋」に向かった。勢い込んで十割蕎麦を注文すると、「昼の混雑時だから二八で我慢してください」と言われる。前の客の注文につられて「穴子天麩羅蕎麦大盛」を注文する。やがて、到着した丼と穴子の大振りなことにびっくり、蕎麦の大盛も二人前に近い。ところが、小鉢の中にあるべき天汁がない。恐る恐る催促すると、怪訝そうに「天汁いりますか」と聞かれた。穴子は蕎麦とは別の皿に乗っているのだから、天汁を期待して訝しがられる覚えはない。ここで、腹をたてないのが団扇の値打ち。見回すと「赤穂の天塩」の小瓶がある。そうかそうかと手に取って、製造元を確かめる。なんのこっちゃ「株式会社○○新宿区百人町2丁目・・・・・」二八蕎麦の柔らかきこと、このうえなし、ああ十割蕎麦にありつけなかった身の憐れ。句会が跳ねて「花岳寺」を見学して、神戸三人組と立ち寄ったのも同じ店。二階でゆるりと願ったのだが、「人手が無いので」と断られて一階の隅の小上がりへ。地酒の山廃は○○子さんいわく「獺祭」に似た辛口で美味かった。○○子さんは明日早いと言うので無理矢理帰して、さんたりでもう一軒。
台雲山花岳寺は、赤穂藩祖・浅野長直公開基、創立正保2年(1645)の曹洞宗の名刹住職の若奥様(句会メンバー)の案内で堪能。なんと当日2月15日は「涅槃会」素晴らしい涅槃の掛け軸を拝観できた。天台宗寛永寺が創設した私学に努めていながら、「涅槃会」が2月15日と刷りこまれていなかったことに恥じ入った。それにしても2月14日の「バレンタインデー」の方が翌日の「涅槃会」より名が馳せている不可思議な国よのう日本。
今宵の泊は播州赤穂駅前の東横イン。ホテルの一階に泊まったのは初体験。
明日は三木露風と赤とんぼを訪ねて、昼からの大坂句会へ、さてどうなったか。
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えっ、そのホテル、小生が一年半前に泊まったホテルです。
JRの二階改札口から左に折れて、斜めになだらかに降りるスロープがあり、そこからホテルのフロントに直通できる、そういう構造のホテルでしょう。
当たってます?
小生、十割蕎麦は食べませんでしたが、街中はしっかり観光しました。ついでに、名門・赤穂高校の校門前にも立ち寄りましたが、門扉が閉まっていて、折悪しく教頭さんらしき人間が近づいて来たので、仕方なくまた駅方面に戻りました(笑)。懐かしい!
はいはい正解で御座います。行き当たりばったりの団扇も、夕方の部の蕎麦屋から予約電話を入れました。でも「龍野の民宿のほうがおもしろかったかな」と、やっぱり行き当たりばったりに未練が残りました。「教頭さんらしき人物」が「校長でも、生活指導部長でもない」と直感するのは職業病でしょうね。役職によって物腰が変わるのイヤですね。
団扇さん 赤穂へいらっしゃったのですね。
わたしはずっと大阪・兵庫に住んでいながら、
いまだに訪ねたことがないままでおります。
お蕎麦にはこだわりのある団扇さん、
そのやわらかさはちょっと期待ハズレだったのですね。
残念でした…次はおいしいお蕎麦にあたりますように。
わたしが気になるのは、おいしかったという地酒の山廃です。
なんというお酒だったのでしょうか~♪
花岳寺には、ちょうどよい日に行くことができて
よかったですね。
張力が頼もしい甘口の酒 なみなみと注いだ酒の表面張力が嬉しいのが呑兵衛。限界を超えて皿に零れるのをじっと見つめて生唾を飲む。 甘口は辛口より比重が重くて盛り上がりも大きい。 甘口も辛口も好し旨い酒 どちらが好きかと聞かれればこう答える 渋口・苦口
はいけません。 ああ、銘柄でしたね、赤穂義士だったかな?