プリンセスクルーズ川柳日記シリーズ(3)
七日目 シャンメイ・フエ(ベトナム)
波音と妻の寝息がシンフォニー
今朝もまた見逃がしましたサンライズ
コーヒーを一杯穏やかな海で
キラキラの海に解けていく旅情
暑い日になりそうシャンメイに入る
詳細は知らないままにツアーバス
男だが安心できるガイドさん
覆面のバイクが飛ばす四人乗り
警察は金持ちという裏社会
水牛がのんびり草を食む田畑
オートバイ蹴散らし走るツアーバス
自転車も歩行者もいるハイウェイ
フエ王朝子孫だというガイドさん
王様に数百人の女性たち
王朝のお墓ひっそり蓮の花
静寂なる墓所で気分は王様で
ティエンムー寺でも石段試される
生まれ出て七歩歩いたお釈迦さま
フォーン川クルーズ救命胴衣つけぬまま
ランチ時美女とシュリンプ舞い踊る
ありがたやビール無料のレストラン
行列ができるフォーのバイキング
フォーン川下ると見えてくる市街
特売場になったクルーズ船の中
ミンマン帝廟バスで休んでおりました
料金所無断で通るオートバイ
お手洗い休憩というお土産屋
シーティング遅れ夕食ホライゾン
バイキング食べ過ぎですと妻の目が
ポプコーン抱えて違う部屋ノック
ドア開けてびっくり顔のお客さま
ポプコーン美味しいですと苦笑い
今宵またトランペットに酔いしれる
トランぺッター歌でも飯が食えそうだ
今日食べたエビを数えて寝入る夜
八日目 カイラン・ハロン湾(ベトナム)
ポツポツの雨が迎えるハロン湾
恵美ちゃんと一緒になった朝ごはん
ハロン湾ブリッジカメラまだまだと
歓声をあげて眺めたハロン湾
大自然の造形美です奇岩群
ストックホルム入港みたいハロン湾
港までシャッター押す手が止まらない
ジャンククルーズ乗る前に寄るホライゾン
トカティブな女の話待合所
100万トンの船に乗ったという話
女のは自慢話になりやすい
ジャンククルーズあてにならない晴れ女
プリンセス全景を見る海の上
説明を聞かぬお客が多すぎる
熟女たち似合わぬ真珠買っている
勉強をよくしたらしいガイドさん
奇岩にもニワトリ猿に虎の口
鍾乳洞命をかけて行ってみる
吾輩に苦行でしたよ鍾乳洞
鍾乳洞妻はさっさと先を行く
ボートまで辿り着いたら大汗が
世界一周の予行だと言うおばあちゃん
おばあちゃんよく似合ってる赤いシャツ
赤いシャツ遭難時には役立つと
おばあちゃんと幸せのスリーショット
自由席の夕食喋りたがる人だ
お喋りな方に無口になってゆく
電池ないカメラを持ってシアターへ
シアターでハワイの人がまた隣り
バイオリン妻に捧げるアベマリア
バイオリンにドラム手拍子したくなる
アィルセイグッバイ聴きたくはないな
鹿児島が遠い日のよう旅半ば
星空が見えぬ天体観測日
寝る前に食べたくなったポプコーン
本を読む姿勢眠っている家内
九日目 終日航海日
たっぷりと寝ました海が笑ってる
一日の情報貰うモーニングショー
モーニングショー今日も元気な美紀子さん
リフレッシュ休暇の現役さんと朝ごはん
川柳も俳句も予定表にない
客席が答えるクイズタイムショック
全問と言って五問の解答者
ワインボトル栓を抜かずに傾ける
みんなみな太るだろうなこの旅で
海風のデッキでお昼寝の時間
快晴の海だ愚問はお預けだ
午後二時のシアター最高のバンド
自慢にはならぬ金婚式の人
部屋までも届いたパンを焼く匂い
サンセット食事時間が憎らしい
着物着て僕は寡黙になってゆく
フォーマル日男の和服ちらちらと
スペインの踊りルーマニアの彩で
中止かもしれぬ香港でのツアー
キャデラックくるくる回るド迫力
ショーガール見つけましたよナオコさん
*シーティング 夕食の場所と時間が決まっている日がある。我々は5時30分インターナショナルダイニング。
Loading...


















































