「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(3)
私の最終学歴は川柳とは何の関係もない、金沢大学工学部工業化学科修士課程卒。これからは石油化学の時代だと入社後も化学の研究に勤しむ毎日だった。化学は大好きだったし、色で言えば藍色のイメージだった。しかし、新しい化学物質を作るということは後年、生物にとって生体ホルモンを攪乱しているという大きな問題を突きつけられた。罪滅ぼしに「日本環境倶楽部」という団体にも入ったが細やかな抵抗でした。
現在は退職し理科系から文科系に衣替え、しかし経済発展ばかりを志向する現代人の未来には大きな危惧を抱いている。我々の生きた世代だけが繁栄を享受したのかもしれない。
写真はインサイドパッセージでのクルーズ船の航跡。インサイドパッセージはカナダのバンクーバーからアラスカのスキャグウエイまでの1600kmを繋ぐ島々に囲まれた比較的穏やかな航路。
藍色が好きで化学が好きでした 潤
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