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「令和川柳選書 帰る家がある」シリーズ(4)

五十年も一緒に居るとどんな夫婦でもお互いに溝が出来たと感じることはあるであろう。深さも幅も多種多様な溝があることだろう。我が家の場合は決してコンクリートで埋めるようなことはしない。まあ埋めようにも埋めようがないのだが…。家内から溝を埋めることはまずない、やさしい私が埋めようとするのだが、いつも迷っている。確実に埋まる手段がないからだ。

55才の頃会社の「定年後をどう過ごすか」というセミナーに夫婦で参加したことがあった。その時の取り決めが「今後はお互いの行動にあれこれを言わない」と書面に認めた。その後はこれをいいことに放し飼い状態で家内は世界を飛び回っている。と言っても一緒に居る時間は長いのだから時々は「水溶き片栗粉」が必要になる。最近近くのマーケットにできたお寿司屋やイタリアンに行こうかと話したり、旅の予定を話したり。コロナ禍で数年海外には行けなかったのでフラストレーションが溜まっている。ようやく行けるかと思えば「円安!」海外は今のところ来年のクイーンエリザベスの台湾クルーズを予約している。国内では「壱岐対馬」へ行こうかと話しているが、こんな話をしている時は水溶き片栗粉が効いている様である。五十年こんな手品でよく誤魔化してきたものだ…。

あなたとの溝に水溶き片栗粉   潤

今日(10月20日)は、

【リサイクルの日】 語呂合わせ。わたしもそのうちにリサイクルに! もう使えませんと言われそう…。

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