「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(55)
この句はシリーズ(12)で既に紹介させて頂いたもの。池江璃花子さんの突然の「白血病告白」に驚いてエールの再掲載! 写真は彼女のインスタグラムから拝借。
幣も20年ほど前に癌告知を受けた。まさしく青天の霹靂であった。口腔系の癌(歯原性腫瘍)で術前に「悪いところは全部取りますから顔は変形するかもしれませんよ!」と医師から驚かされた。切除手術、放射線治療を経て、幸いそれほどの顔の変形もなく予後20年を生きている。入院時の病棟には重症の人も多かったがみんな自分の不運を嘆くことなく明るいふるまいの人が多かった。
当時は会社で癌新薬の開発に携わっていた頃で、癌に関する勉強はしていた。人間の細胞は日々再生を繰り返しているが、細胞分裂の際に非常に低い確率で異常細胞が生まれる。免疫機能が正常であれば異常細胞は叩かれるが、そうでないと癌細胞に進んでいくことがある。癌発生のひとつのメカニズムだが、癌細胞を殺すためにも免疫機能を保つことは非常に重要である。川柳でもやって日常を明るく過ごすこと免疫機能を高めるうえで大切なことだと思っている。
会社の友人にも白血病になり、克服し、復帰した人がいる。池江璃花子さんは幸いにも早期発見ができたケースである。前向きに病魔と戦って欲しいと思い再掲載した次第。
不運でも明るい人は数知れず 潤
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