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「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(54)

サラリーマン生活の後半は東京の本社まで新幹線通勤をしていた。ドアツードアで片道約2時間!慣れるまでは大変だったが、慣れてしまえば新幹線の乗車時間を作句に充てて楽しむようになった。晴れた朝には熊谷を過ぎた頃から右の車窓に富士山の勇姿が見えることがある。そんな日にはなにかホッとした気分になれたものだ。

明日はバレンタインディー、勤めていた頃は意識もしたがもうなんの意識もない…。孫達からは届くのだが、何倍ものお返しが待っている。

富士山が見えるいいことありそうだ   潤

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