
昨日の川柳成増吟社「流暢」の句についての、団扇の感想です。天 ふわとろのおしゃべりをするオムライス 地 滑らかに誠意溢れる詐欺の声 人 張扇で流れ掉さす講談師 天 「ふわっとろ」という表現があるそうです。団扇は初耳でした。オムライスなので団扇の句と思った方もいました。 地 流暢を評価する句と、しない句がありましたが、しない句の代表でしょうか。 人 漱石の「情に棹させば流される」の解釈はそう容易ではありませんね。「流れに棹さす」も本来の意味と正反対の解釈も広がっています。張扇は「はりおおぎ」が伝統的な読み方ですが、「はりせん」もあったようです。チャンバラトリオが大きな「ハリセン」を拵えて、相手を張り倒すギャグを広げたので、問題がややこしくなりました。とても、勉強になった句は 女優の手紫式部さながらに 作者は書道をする方で、仲間内で「流暢に書く」という感覚・用法は当たり前だという方です。互選は1点選者は客一に取りましたが、流暢の話す(書く)という情報に学んでの選だと正直に話されました。「流暢に書く」に学んだ団扇は、この意味合いが忘れ去られないように願わずにいられませんでした。ついでに団扇の句、ロイジェームスのあのペラペラを忘れない 以前にブログでも紹介した感動的な体験の思い出句です。文京区の居酒屋での体験、隣席の外国人の男性が実に流暢な日本語を話されるので、対話になって「日本語の達者な外国人の方は多いけれど、ロイジェームスさんに勝る方を知りません」と言うと、「ロイは兄です」と答えられました。ロイさんの出身地などいろいろな情報は割愛しますが、偏見や差別を乗り越えての努力を聞かされました。「忘れない」には語りつくせない内容があります。前にも述べましたが、この句も「団扇の日記句」です。掲載の写真は本ブログとは無関係です。新宿の皆中神社での「鉄砲百人隊」です。
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