初体験古稀でようやくゴミを出す

☝ 本文と特に関係はありません。
「おやおや、今まではどなたの役割だったのでしょう」「どういう理由で初体験になったのでしょう」ここに、まず関心が行くでしょうね。でも、それは全くこの句の鑑賞には不要なことがらです。
それが説明されたら、「ああ、そうですか」で終わってしまう句ですから。そうでは断じてないのです。
「初めてのお使い」というTV番組をご存知ですか?「少しやらせっぽい」向きもありますが、幼児の初のチャレンジをうまく捉えた番組です。何によらず「初体験」には価値があるのです。「それが5歳であろうと、古稀であろうと変わりがない」と団扇は信じて疑いません。「初体験の新発見」に対する小さな満足を詠んだ佳句だと思います。「ようやく」と表現された中身を、作者に聴かずに想像するのが鑑賞だと思います。
「初体験と新発見は早いほどが良い」という意見に団扇は与しません。遅ければ遅いだけの深さが想像されるからです。強引に結び付けて結論づける気はありませんが、「初めての川柳の莚」に臨んだ9歳にも86歳にもお付き合い願えた実感です。
Loading...
















































