新緑の季節がここにだけは余計に微笑んだ
そう思われるような大きな公園の
その中にある博物館で
私に呼びかけてきたものは・・・
『むかしをとこありけり』
伊勢物語を選んではみたものの
既出の論がたくさんあって
一学生にはとても難解なテーマでした
紫式部の頃には既に読まれていたのですから
今更私がどうこう言っても始まらないのは
最初からよく分かっていました
でも何かが私をひきつけた
もしかしたら
私って中世のお姫さまの生まれ変わり??
遠い昔の 今と少しも変わらない
人というもの在りように
何か感じる所があったのでしょうね
今ほどのテクノロジーもマテリアルも無い時代に
同じ人間としての運命に
立ち向いながら生きていた人々の心に
少しでも近づけたらなどという
大それた 浅はかな考えもありました
でも心の底では 和歌を詠み恋をする
そんなロマンチックなことばかりに
気持ちがいっていたのかもしれません
東京スカイツリーが業平の名前を追いやってしまったように
言問橋の都鳥もいつかは忘れられていくのではないかと
寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか
木洩れ日の中で私を抱きしめて千年前の約束として めぐみ
Loading...


















































