朝のルーティーンは
大人1人分のお弁当作り
私の持ち時間はたった25分
子どもが学校だったころは4つでした
運動会 遠足 試合の日 そしてもちろん平日も
ありったけの気持ちとテクニックを詰め込みます
私も長い間作ってもらいました
当たり前のようにわがまま言い放題
今さらですが ゴメンナサイ
美味しいお弁当に
ずいぶん励まされ慰められたのにね
春です
もしも晴れたなら
自分のためのお弁当を持って
お出かけしてみたいなぁ
反抗期母はおいしいお弁当 めぐみ
朝のルーティーンは
大人1人分のお弁当作り
私の持ち時間はたった25分
子どもが学校だったころは4つでした
運動会 遠足 試合の日 そしてもちろん平日も
ありったけの気持ちとテクニックを詰め込みます
私も長い間作ってもらいました
当たり前のようにわがまま言い放題
今さらですが ゴメンナサイ
美味しいお弁当に
ずいぶん励まされ慰められたのにね
春です
もしも晴れたなら
自分のためのお弁当を持って
お出かけしてみたいなぁ
反抗期母はおいしいお弁当 めぐみ
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行きましょう 行きましょう
あなたとならばよろこんで
ついて行きましょどこまでも
なんて言われた遠い昔
あの頃はきび団子がご馳走でした。
それにコーヒーでもあればバッチリでした
子供のころ 母が病のとき
妹の遠足に海苔巻を作りました
なんでも巻き込んで大きな大きなおにぎりもどきでした
今はコンビニが母の役目を担っています
桃太郎もびっくりです
お祖母さんは居なくても・・なんて言うのは誰ですか
ここは梅がちらちら桜はまだまだ
今日は春を確認しにさ迷ってみましょうか
ペットボトルにお酒を詰めて
梅桜に張り合って咲く野辺の花
そうですね 野辺の花たちも忘れたらかわいそう
土手が真っ黄色になるのも大好きな景色です
万人受けする味に仕上げたコンビニのお弁当
たまに食べると楽しいけれど
毎日続くと辛いものがあるかもしれません
大きなおにぎりもどきの海苔巻きは
きっと妹さんの大切な味の記憶なんでしょうね
お弁当・・・ですね。我が家は今はお弁当みっつ。
台所の雑然とした作業台の上にもそれなりの意味で物がならんでいます。たまに誰かが気を利かせて整然と片づけてあるとパニック。
えーっ菜箸がいつもの場所にない!塩は?アルミホイルは?
段取りが予定より三分超過。出勤時間は五分遅れ。
「たまにコンビニで買うからさー」ぶうぶう言う息子、
聞こえないふりで母は声を張り上げます。
「行ってらっしゃい。」
そして私は、自分の支度。今日の仕事内容を思い起こし、あるときは気合いの出るバンダナ、あるときはやさしい小花模様のハンカチを選んで自分のお弁当の最終仕上げ。
お弁当は作り手にとっても楽しい作業なのかもしれませんね。
昇進を支えた妻のお弁当 いそこ
行ってらっしゃい 気をつけてね
と見送るだけではなくて
手作りのお弁当をお供に持っていってもらえるのは
今思うと何よりの幸せだったのでしょう
空っぽのお弁当箱を洗うのもうれしいものでした
今でもみっつずつ作れるなんて
いそこさんがちょっぴりうらやましいな
めぐみさん
私の分のお弁当もぜひお願いします!ご一緒に花見へでかけましょう♪ビールはまかせといてください♪
めぐみさんの作るお弁当とても美味しそうです♪
うちは自営なのでお弁当はつくりません
そのときいる人数分の食事をつくりますから一番多い時で大人7人分子ども6人分をつくっていました
お弁当歴は21年
3人の子どもたちが4学年ずつ離れているので幼稚園の時は9年間。中学高校と全部あわせたら21年間
もう充分です
末っ子がある日言いました
「お母さんのお弁当が一番美味しい。友だちのと分けるの嫌なくらい」思いがけない言葉でびっくりしました
料理はへたくそですがお弁当だけはちゃんと作る母親になりたいと思っていました
だから部活の遠征で朝4時起きでお弁当を作ることもちっとも苦にななりませんでしたね。
末っ子さんの言葉 泣かせますね
そのひと言で21年間の朝は報われてお釣りがきそうです
思いは言葉にしてきちんと伝えるのがいいですね
私のお弁当でよければいつでも作ります!
冷蔵庫にお稲荷さんの袋も煮てあります
みんな美味しいと言ってくれますが
思いっきりお腹がすいた時間に食べるのだから
空腹は最高の調味料なのでしょう・・・?
「桜なんかさっさと散ってしまえばいいのに。騒がしいんだよ、胸のここいら当りが、、、」
ひとつも浮き浮きなんかしないと感じている。落ち着かない雑踏の中で自分を見失っているような気分の春をエムは嫌いだ。何か新しいことがありそうには思うのだけれど、何のきっかけも、きっとチャンスだって自分には訪れないと決めてかかっている。拗ねている様にしか見えない。ちょっとは運がなかったのかもしれないが、まだ物心ついてからいくらも人生経験が無いのに、長年生きてきた者が経験則からものを言う時のようだ。なんと投げやりな自分か。そして時々自分というものがよく解らなくなるのがエムは何よりもイヤだった。そんな彼の救いになるのは、彼の言う通り、肩にかかる雨くらいなのである。気付かないばかりに苦しい思いをしているエムは哀れでさえある。実はこの不幸の原因は彼の中に存在する。本当は凄いことが彼の中に隠れている。彼の知らないとてつもない長所が彼にはある。自分の人間としての器がとても大きいことを彼は知らないのだ。この若さでは到底それを計ることが出来ないだろうが、苦しみの果てにはきっと解る。苦しみがそれを本物の長所にするのだろう。
フルートの中音域のような音がエムの無意識の耳に響く。いや、人の声だ。それもファストフード店のマニュアル通りの挨拶と返事なのに、エムの鼓膜を振るわす。エムの心の中に「名前を付けて保存」されたようで、時々意思とは別のスウィッチで再生を繰り返している。誰に言わなくても、気持ちのいいことはエムだって大好きだ。痛い時には痛いし、甘いものは甘い。久しぶりのいい気持ちに、エムは海の方を見ながら一人ベンチにいる。
その間に、もう少し彼女について聞いてもらおう。瞳はせわしくは動かない。いつも気持ちを向けた方に向いている。相対した人は、小さなお日さまに顔を向けているような気持ちになる。声は人の声に近い楽器、例えばヴァイオリンのゆるやかなメロディに似ている。少なくても作者とエムにはそうとしか聞こえない。少しゆっくり話すと鼓膜だけではなく、体の中心が共振する感覚。5月生まれ、B型、名前は「めいこ」。
理由なんか無い。せめて今日帰ったら、敷きっぱなしの布団だけは片付けよう。明日干そう。エム自身だって驚いている。作者はもっとビックリしている。まだひとつも恋なんかじゃないのに、、、 つづく
春の心はのどけからまし ですね
でもエムには自分のことを好きになってほしい
拗ねたり投げやりになったりしないで
とてつもない長所に早く気がついてほしい
めいこさん 初めまして
5月生まれだからめいこさん?
作者もビックリするくらいに
エムの心に大きな影響を与えているのかな・・・
お話のつづきが気になって眠れないかも
めぐみさん
おはようございます。母さんのお弁当、懐かしいですね。少年時代、家が貧しかったので、海苔弁が多かったですね。削り節と海苔が中程と上に二段。おいしかった、とても、おいしかった。お弁当の写真がないが、豪華版を連想します。
海苔弁は私も定番でした 大好きです
今でも海苔があればごはんが食べられるくらい・・・
記憶の中の味は時間が経つほどに美味しくなっていくようです
材料が家にある物なので豪華にはなりませんが
そこが工夫のしどころということで楽しい朝の時間でした