スピン
あの頃の君にもう一度会いたくて
その頃君が読んだ本を開いてみる
色の変わったページそのままに
埃だけは時間の分だけ払い落として
いつも使っていた...【続きを読む】
さて今月は
人生が霜月まで来たと言うのではなく
これはくり返す暦がまた今年も残り僅かと数えているのです
そして温暖化のない地球に来たようだと感じるほど
暮ら...【続きを読む】
いやはや何とも
その日は秋の雨の一日でした
己の立場を思えば思うほど
自分で作り上げてしまった重圧に
夜も眠れず昼寝して食欲もないのでお菓子ばかり
...【続きを読む】
逃げたってダメさ
もしかすると気温が下がった所為
脳のクーリングが極めて順調で
あれもこれもとテーブルの上に引き出して
忙しいふりで慌ただしささえも仮想現実化している
だってほらいつもの事に加えて色々
目の前にあることだけでも引き算できないのに
次々と足し算だけされていくのは私の意思なんかじゃない
何より困っているの...【続きを読む】
ごほうび
本屋さん散歩の時に綺麗な表紙に目がいって
月毎のバラの手入れの丁寧な説明本を買いました
夏に弱ったのを助けて秋の花を期待したいからです
夏剪定と...【続きを読む】
フォト日記
近頃の自分の記録として
夏休みは過ぎたのだから絵日記でもないし
言葉は思いになかなか追いつけないけど
そうだ写真があると気がつきま...【続きを読む】
詠草集
高く広く深くお勉強したり極めたりではありません
川柳もです俳句も短歌もです
好きならば許されると勝手に決めています
そんな私に届いたみなさんの詠...【続きを読む】
もう来るころ
朝顔がね
頑張っているのです
もちろん毎日何回も水やりして
可愛い綺麗だいっぱい咲いたねと褒めちぎったからね
夏休みはとうに終わっ...【続きを読む】
もうひとつ見つけた
春にもあって
秋にもあるもの
昼と夜がちょうどになる
お彼岸が
天文的な考察事項では無く
なぜか心の身近にある不思議
昨日と明日を分ける
今日という日だけがここにある
有っ...【続きを読む】
天国の
季節ごとに庭に咲く花たちに
癒されたりよろこびをもらったり
そんな心の領分が私にもあるということを
時折感じるのも運命のなせる技だろうかと少し大...【続きを読む】
季節ごとの
結婚してウン十年経つと
デートの中身も様変わりです
映画を観るのではなく映画館を見ます
本屋さんへは背表紙見学ツアーです
&nb...【続きを読む】
先生と呼ばないで
生協さんの注文があったり
冷蔵庫の卵と牛乳の在庫管理
新葉館の川マガの締切に
長塚隆文学賞の投稿日
何もしてないように見えて
何か...【続きを読む】
虹さえも白
生まれてから何度目でしょうこの夏は
百日紅にとっては今年も二度目です
早い目に花房のすぐ下で切ってやると
ほら前よりも少しすっきりとまた咲き始め...【続きを読む】
観自在
たとえ夜になったとしても
夕暮れに聞こえた遠い雷が
良き雨をもたらしてくれると
信じながら眠りにつきたいものです
何日か続いた喧騒...【続きを読む】
美しく花のように
四季咲きとは言ってもこの季節には
頑張っても後押ししても小さな花で
それでも薔薇だと懸命に咲かせます
夏剪定は秋に向けてピンチと聞...【続きを読む】
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