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  団扇の出身大学〈元は高等師範〉40年近く勤務した〈駒込学園〉漱石の居住地など、どこをとっても縁の深い作家です。きょう確認できたことに、漱石の命日が大正6年の12月、団扇の父一郎〈俳号・一露〉の誕生日が同年の2月があります。歴史認識とは、その年が世界史的・日本史的にどんな年かという観点は当然必要ですが、漱石と父がギリギリ同じ空気を吸ったという事実は意味があると思われます。〈団扇は谷川俊太郎とも八代亜紀とも〉と言って大笑いされましたが、本気の発言です。

   入館者への50円サービス券で、昼食代わりのお茶を飲みました。

  本日の吟行の目的地は〈漱石山房記念館〉です。昨年も5月18日が吟行だったことに帰宅してから気付きました。ほとんどの参加者が〈早稲田経由〉だったので、大隈講堂や早大の学食風景の句も多く出されました。団扇は都営大江戸線の牛込柳町経由だったので、本来は選がし難いはずですが、早稲田近辺には明るい上に、つい最近訪れているので臨場感がありました。

 天 吾輩もIと訳され物足らず 地 悪妻は文豪照らす月明かり 人 虞美人草ひなげしと聞き歌い出す 軸 文献院に積読はないらしい

  叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな  も紹介できました。 

  記念館は〈牛込柳町東口から徒歩15分〉とありましたが、10分ほどでした。一般的に実際より短かめに記載される例が多い中で、助かりました。しかも、バスの便までありました。

 I am a cat. I have 、as yet, no name.   草枕の翻訳が Beneath the starses(その他)と比べてください。日本語の一人称単数の多様なことは、ずっと以前に触れました。夏目鏡子さんの〈漱石の思ひ出〉も数十年前に読みました。愚妻とか豚児という表現は身内をへりくだる日本人的なものですが、悪妻は漱石の側からの一方的な関係論です。伸六さんの〈父・漱石〉は読んでいません。♪丘の上ひなげしの花で 漱石の戒名は文献院古道漱石居士 です。洋書は棚に整然と並べられていますが、他の書籍はいくつもの山に積み上げられています。積読どころか、いっぱいのメモが書き込まれているそうです。全集をドンと買い求められる方には 積読 がありそうです。 団扇は新書や文庫ばかりで、読み終えると高校へ向かう道にあった書店で一冊ずつ買い求めていました。だからこそ、いまでも二束三文の山を捨てることが出来ません。

 

 

 

 

 

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