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「こんなビルが林立する中に」と思わず尋ねると、「もともとは静かな田舎に、ビル群は後から出来ました」と至極当たり前のご返事でした。ビルの画像は横向きです。

    狂歌師便々館鯉鮒の碑は、目を凝らしても読み取れませんでした。

   三度たく米さへこはしやはらかしおもふままにはならぬ世の中

牛込柳町の漱石山房祈念館の休館に気付き、他日に訪問の予定だった新宿の古刹常圓寺へと進路変更しました。寺は都営新宿線の新宿西口から徒歩3分という、同じ路線上です。(西口駅は北新宿句会で毎月利用する駅です)寺院の正面はスカイビル、斜め右には新宿署があります。聞き及んでいた蜀山人の書による狂歌の碑は、門のすぐ右にデンと控えていました。障子のガラス窓から、恐る恐る様子を窺う団扇を目敏く発見した若い僧が、すっくと立ちあがって障子戸を開けてくれました。名刺の用意もなく突然飛び込んだ団扇に丁寧に対応して頂きました。寺院が定期的に発行している季報から 及川玄一 上人 のユーモア満点の多才なお人柄が伺えます。当然、多忙な方で会見の予約は出来ませんでしたが、お手紙を差し上げることにしました。寺を辞して隣接の店で軽い食事をして出ると、大雨です。見ると、目の前が地下道の入り口です。3分でも濡れずに済めばこれ幸いとエレベーターで降りると、なんと西新宿駅でなく都庁前駅に続く道です。左右にある出入口は、新宿の各ビル内への専門通路ばかりです。歩かされた距離は860m。転んでもただでは起きない団扇も、その日ばかりは転んだままでした。27日報

 

 

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