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  「朝のリレー」 谷川俊太郎                   カムチャッカの若者がキリンの夢を見ているとき/メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている/    ニューヨークの少女がほほえみながら寝がえりをうつとき/ローマの少年は柱頭を染める朝陽にウインクする/この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている/ぼくらは朝をリレーするのだ/経度から経度へと/そうしていわば交代で地球を守る/眠る前のひととき耳をすますと/どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる/それはあなたの送った朝を/誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ

 2024年11月13日 詩人 谷川修太朗 逝去 訃報は19日

 ♪死んだ男の残したものは を歌って帰ると  息子が かっぱかっぱらった かっぱかっぱらった とてちてた を暗唱していた

十四字詩句会の帰り道、火野正平さん(75歳)の訃報に接しました。団扇夫婦と同じ歳です。帰途のバスの中で、すべての柳誌の団扇句を整理しつつリサイクルする決意をしました。

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