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   ご主人の定年と知るゴミ袋

 高い評価を得た句です。知ったのは、そういう景色を見たゴミ出し中の奥様かなと読んだのですが、知ったのは「ゴミ袋」なのでしょう。題の「袋」を擬人化している点も優れています。

団扇はそうのように評価しながらも、互選で点を入れられませんでした。記憶を辿るとずっとゴミ出しは団扇の担当だったからです。ともに通勤していた時代にも、ハンドバックとなにやらの荷物があって手の塞がっている妻はゴミ袋が持てないからです。

擬人化はともかくとして、この風景は「波平おふね」の時代のもので「ますおサザエ」からすれば懐かしい風景で「タラちゃん」には日本昔話の部類になることでしょう。

団扇の路地のゴミ出しも、ごく高齢の奥様を除くと担当は男性ばかりです。「主夫」という言葉がすっかり定着しました。「家事労働の公平な分担」の傾向と更にそれを促す役割を果たしているように思います。

 職業婦人が女性労働者に変わった意味も深く味わいたい思いです。女医・女流作家などに対応する「男〇〇」という言葉は存在しません。女優・男優はヒロイン・ヒーローのように区別であり差別ではいように思えます。

次男は読み分けられる漢字の筆頭に、銭湯の大書された「女・男」があります。これは平等な区別ですが、トイレとなると少し事情が変わります。

 様々な競技や囲碁将棋のタイトル、文学賞など、男女別に競うものと、そうでないものとがあります。伝統や慣習を尊重しつつ新しい価値観の模索もありそうです。

 

 

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