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☝ 待望の「日本語の音」が2017年4月5日 初版第1刷が届きました。

以前にブログでも紹介した著作です。編著者2名、著者3名による共著なので、重複する部分が多くあるのと、かなり専門的で素人には手に負えない部分があるので、スラスラと読み進める代物ではありません。

しかし、出版の目的が「専門家同士の論争の舞台の提供」ではなく、「専門的な記述を省略したり、俗物的に書き換えたりせずに、しかも素人の素朴な疑問にも応える場の提供」であるところに、感激しております。「出版予定」の広告から注文して置いたので、

団扇は「国内で最も早い読者のひとり」であると自負しております。

表題の  ほろぽろぼろの順に重たくなる涙  は、最近の団扇の作で、昔から日本語の語感について、思っていることの表現です。オノマトペでは顕著ですね。「ころころ」より、「ごろごろ」は重量感がありますし、「おむすびごろりん」であろうはずはありません。同じように「壁どん」は「壁とん」では意味不明であり、「どんかとんかの文法的選択」などありようはずがないのですね。「ぺたぺた」に比べて「べたべた」はマイナスイメージのある言葉で、オノマトペ以外では、濁音が語頭にくる語はなかった事実もすぐに納得がいきます。「ラ行で始まる語が極端に少ないこと」は尻取り遊びの経験があれば就学前の子どもにとっても経験知ですね。ああ、それにつけても、日本の「国語教育」は日本語を教えていませんね。

「わたしは」の「わとは」は、歴史的に発音が異なったので、別の表記が残っているのですね。ところで、「おとこを試す」の「おとを」は、誰もが発音し分けていると信じていたのですが、そうでもないことを知って、驚いています。

文字による表記の変遷は、辿りやすいのですが、発音やアクセントの変遷をどう証拠づけるのかも、団扇の長い間の疑問でした。これは次回にお話いたします。「目から鱗」を連発する人を揶揄する川柳を作ったことがありますが、「目から鱗」は全く知らなかった事実に出会うという意味に使用すると安っぽくなります。以前から興味があり、自力で探って来た事柄に、言われてみてはっと気付かされて感動した場合が適切な用法でしょうね。昼はテニス教室、夕方は川柳成増吟社。きょうのお題は「鏡・鑑」あすは久々に都都逸しぐれ。今宵は休肝日、ノンアルで付き合うか、帰ろうか。明日は東上野で飛び切りに安い酒。

高い酒少し飲んでも高くつく  安い酒たんと飲むから高くつく

 

 

は、

 

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  1. のりこ on 2017年4月28日 at 12:05 AM :

    「日本語の音」おもしろそうですね。私は「擬音・擬態語辞典」(2003年初版)を愛読しています。
    漫画には、絵と吹き出し(台詞)の他に、手書きのオノマトペがとても効果的に使われていて、これが理解できる日本人でよかったと思っています(笑)。海外に紹介するときはどのように表しているんでしょうね。

    • 植竹 団扇 on 2017年4月28日 at 11:15 AM :

       当たり前のことですが、文字よりも話し言葉が先ですよね。万葉仮名について、少し調べてみようかなと思っています。

          宇衣太計 利也宇以知  なんてね。

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