神奈川県川崎市立玉川(ぎょくせん)中学校の入学式。1962年(昭和37年)4月のことである。AからGまでの7クラス、およそ350人の大所帯(団塊の世代)新入生に島田陽子という同姓同名がいて、クラス発表の掲示物でひと悶着があって、しかも、一方の担任が、やっぱり島田陽子さんだったりして。そんなことを、しっかり記憶しているのに、日に3度4度とケータイを探すのは、ああ困ったもんだ。
入学式会場は、ご同輩以上の方はご案内の「ぶち抜き教室」。その混雑ぶりと言ったら「袖振り合う」どころの騒ぎではない。その時のPTA会長あたりの祝辞の冒頭が、「袖振り合う」であったと記憶している。彼は「袖触れ合う」と表現し、そう解説したと思うし、多生もしくは他生は「多少」ではないと説明したように思う。不思議なことに、この「表現」を私自身一度も口にしたことがないし、文章に書いたこともない。
二年前に区内の高齢者の施設で、「川柳教室」を開設することを思いたった。東上線の東武練馬駅にほど近い「きたのホール」付属の「ふれあい館」という施設である。「ふれあい館」ゆえに「ふれあい川柳同好会」とは、安易な命名ではあった。ところが、二年触れ合ってみて、この「ふれあい」に「多生の縁」が俄然蘇った次第である。使用料無しが最大の魅力、会費は月額300円。講師手当が300円で差し引き0円。選者手当はやはり300円。22回目を迎えて会員数15名。ベテランもビキナーも和気藹藹楽しんでいる。
ところで、件の玉川中の第二回の同期会が計画中である。中核は、一泊旅行に49人中15人前後が集合する、わが3Dクラスである。どこへいっても必ず世話役の団扇がまた多忙になる。
旧作品 繁殖期いくらか過ぎたクラス会 団扇
だから、心配だなんて誰もいわない。
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