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「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(109)

川柳マガジン3月号の「句集燦々」に写真の句が取り上げられていた。松橋帆波さんのこのコーナーに掲載して頂くのは「川柳漫遊記」に続き2度目である。前回は「こんなに調査費用がかかっている本はめずらしい」とお褒め(?)の言葉を頂いたと記憶している。今回のコメントは「人間にはいろいろな才能がある。日々努力ができる才能、お金を儲ける才能、いくらでも思い浮かぶ。勢藤潤氏の才能は何か。この一冊を読んで、氏はすべからく楽しみ尽くすことのできる才能の持ち主だと感じた。(中略)一句一句を突っ込みながら読んでみて欲しい。誰もが幸せな気分になれる。……」と、ありがたいお言葉を頂いた。私の川柳が誰かを幸せな気分にしているとしたら本望である。

写真の庭の百日紅は家を建てた40数年前に植えたものである。その年に生まれた次男坊の記念樹になっている。冬場は刈り込まれた枝が拳のようにみえる。その次男坊に大学に入学する際に「将来何になりたいの?」と聞いたところ「競馬の予想屋!」と答え親をびっくりさせた。拳を振り上げてはみたが息子を打つようなことはしなかった。あれから20数年、次男坊はどこでどう道を間違えたのか、3年前からある上場企業のトップを任されている。両親も兄弟たちもびっくりびっくりの喜びだった。インサイダーで息子の会社の株を買うことは出来ないが、株価をチェックしながら業績を気にする親になっている。

振り上げた拳握ったまま捨てる   潤

今日(3月3日)は、

【ひな祭り】 子供たちが巣立ってからは縁がなくなった…。

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