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「川柳作家ベストコレクション 勢藤潤」シリーズ(28)

サラリーマン生活の後半戦は高崎から東京まで新幹線通勤をしていた。年に数度、降車駅の高崎を乗り越すことがあった。「飲みすぎて眠ってしまった」「高崎駅に停車しない電車に間違って乗った」理由はこんなものだが、上毛高原駅か越後湯沢駅で折り返すことになる。呼吸を整えて気持ちを整理するが、ドジはドジでしかない。帰りの電車が無い場合は、駅前の旅館に泊まることになる。先輩たちはよく利用したそうだが、幸い幣はそれほどのことはなかった。越後湯沢駅前にそれ専用の旅館があるそうだ…。

乗り越した駅で呼吸を整える   潤

 

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