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☝セブンイレブン・ミニストップ・ファミリーマート・スリーエフ

川柳仲間から文芸春秋を又貸しされて、話題の「コンビニ人間」を読みました。著者の村田紗耶香さんは1979年生まれ、団扇の長男と同い年で、漢字こそ違いますがその連れ合いの名前と同じです。(文春って、一ページあたり単価2円なんですね。作品は原稿用紙110枚ほどでしょうか、今はそういう単位ではカウントしないのでしょうが)

アメリカを発祥とする「コンビニのようなもの」の歴史はさておいて、日本では1974年のヨークセブン豊洲店が一号店のようです。1978年にセブンイレブンジャパンになって、2003年には10,000店、2014年には上位三社の売り上げが10兆円に達しているようです。細かいことはさて置き、紗耶香さんも長男も完全に「コンビニ世代」「コンビニ人間」と言えるかも知れません。

「セブンイレブンいい気分、開いてて良かった」というCMが町中に流れて、日本人すべてが「良かった」と錯覚するなかで、開いている店に開けてる人がいると詠んだのは団扇でした。長時間労働・深夜労働が働くものにとってどういう意味を持つのかは、誰にでも想像のつくことだと思います。

発祥の地のアメリカは言うに及ばず、韓国・台湾・東アジアでも大流行で店舗は増える一方だと言います。ただ、ヨーロッパでは宗教上や文化上の理由で全く事情が違い、特にドイツでは違いが著しいと言われます。「開いてて良かった」や大量廃棄を前提とした「売り切れないことが便利」などの価値観を立ち止まって考えるべき時です。

保育所の関係で転居した住居の近くにも「セブンイレブン」がありました。長年の個人経営の酒屋さんの転業でした。例の前掛けを外して派手なユニホームに着替えたご主人は、雇われ店主に身分が変わり、奥さんと二人で店頭に立つことになりました。

少し吃音のあるご主人は、そのこともあって口数の少ない方でしたが、「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、なにを差し上げましょうか、いらっしゃいませ」を連呼する生活に変わりました。三歳の長男が口真似をするほどに、特徴のある連呼でした。

 急に全く別のことが頭を過ぎりました。英語混じりの会見の句点の度に、口角をくっと上げる新都知事の表情です。あっ、そういえば総理も時々似た表情をしますね。あれ「コンビニ型スマイル」ではないでしょうか。

「コンビニ受診」という比喩表現があることを知ったばかりです。「コンビニ人間」という比喩の意味の重さを考えなくてはならないと思います。「コンビニ人間」の評論をひとつも読んでいませんし、読もうとも思いませんが、「面白かった」で済まされない作品だと思いました。

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