団扇の秀句鑑賞⑦
☝ みつき会(第三月曜カラオケクラブ)の手土産
夜店へ向いて百円玉のまっしぐら
「〇〇〇〇のなんとか的こころ」と叫ぶラジオの長寿番組がありました。その方の句です。落とさないように、百円玉ひとつを掌に汗と一緒にしっかりと握りしめて、夜店に向かう。カーバイドが匂って来ますね。幼い日の心浮き立つ思...【続きを読む】
身近になった手塚治虫
☝ 2016年11月28日(日)東京新聞夕刊
「手塚治虫が長野・上田の出だって、夕刊に出てましたよ」「えっ、違うでしょ。ほら、あそこじゃない」「そうそう、あそこだくらいは知ってるよ」「えーと、あそこ、あそこ」なんてやり取りがあって、ようやく「宝塚」が出て来ました。「いやいや、治虫のルーツですよ」
...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞⑥ これも俳句ですが。
☝ たたき売り 口上が身上。
☝ 桜 サクラ さくら
お遍路が一列に行く虹の中
亡くなる二年前の作品、落語家の入船亭扇橋さんを師とするある句会に所属していました。お遍路の長い列の先を見つめている作者です。この方のシリーズは上野か浅草で観ることに決めていました。有楽町で観るとどうも・・・・・・。...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞⑤ これは俳句ですが。
☝ 木魚と蚊のイラストです。落語が大好きな文豪です。
叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉
蚊が季語で「切れ字のかな」で止めた俳句です。一茶に負けないユーモア句ですね。蚊は昼寝中だったのでしょう。文豪は発見者、蚊は被害者、木魚を叩いた和尚は気が付いたのか?確信犯なのか?寺棲み(そんな言葉があるかいな)の「...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞④
☝ あまりにも有名な句です。作者のヒント、人物と鳥のイラスト。
貧しさもあまりの果ては笑ひ合ひ
南こうせつの「神田川」も好きですが、「赤ちょうちん」も良いですね。屋台でおでんをたくさん買って、「月に一度の贅沢」と言って「お酒もちょっぴり飲んだ」ふたりですね。そんな二人は、仕事のない日は「キャベ...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞③
☝ 森まゆみ著 長生きも芸のうち 新内の岡本文弥さん
持ち時間少なし本は選びたし
仕事先の美容師さんに「ブラブラしている弟に、家の隣で貸本屋を開かせたんで贔屓にしてやって」と頼まれた親父に「駄菓子屋の代わりに本を借りて読め」と勧められて、団扇の貸本屋通いが始まりました。ついでにいやいや始めた〈...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞 番外編
☝ 東京美術館 ゴッホとゴーギャン展
ぼくが行くまでゴッホゴーギャン待ってくりょ
雪の具合でどうしようと思案していたテニス(屋外)を断ったら、午前のスケジュールがぽっかり空いて、そうだ「ゴッホとゴーギャン展」に行こうと思い立ちました。団扇よりもいくらか絵心のある妻を誘うと「なんの異論のあるもの...【続きを読む】
団扇の秀句鑑賞②
☝ 煽て畚(おだてもっこ)という言葉があります。もともとは、おだては畚とは形の異なる運搬用具ということですが・・・・・・。
あの阿呆がそういうたかと嬉しがり
目の前の相手からの直接の誉め言葉より、他者の誉め言葉を伝聞として聞いた方が、より嬉しく感じるものです。「奴の腕はホンマものだ」とか、「奴に...【続きを読む】
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