
☝ 森まゆみ著 長生きも芸のうち 新内の岡本文弥さん
持ち時間少なし本は選びたし
仕事先の美容師さんに「ブラブラしている弟に、家の隣で貸本屋を開かせたんで贔屓にしてやって」と頼まれた親父に「駄菓子屋の代わりに本を借りて読め」と勧められて、団扇の貸本屋通いが始まりました。ついでにいやいや始めた〈お兄さん=僕はそう呼んでいた〉に「もう読んじゃったのかい」と驚かれるのが嬉しくて、三年間通い続けることになりました。江戸川乱歩・吉川英治、それとは別に印象深いのは「にあんちゃん」と「コタンの口笛」です。中学時代の担任の影響で太宰治に嵌って、芥川龍之介・夏目漱石・森鴎外に遡り、文庫本でほとんどすべてを乱読しました。中学生に、漱石の「こころ」が読み解けるはずがありませんよね。
さて、この一句。余生を「持ち時間」と表現したこと以外に、なにも洒落た文句や心情の吐露もないのに、ずしりと胸に響きました。①乱読した本を、もう一度読み直したいが、限られた時間をそこに費やしたら先に進めない。②いつか読もうと「ツンドク」になっている本への焦燥感。③選ぶのは「本」だけではないな。師とか友もかな?などと思いは駆け巡ります。
それではこの作者は、「もう持ち時間が限られているのだから、お前さんみたいにつまらない人間と付き合っている暇はないよ」という生き方を決意したのでしょうか。本は兎も角として、世間との関係はそうはいかないでしょう。「行き当たりばったり」はいけないけれど、「本とも世間」とも間合いと関係を自覚しながら大切に生きて行こうというのが結論でしょうか。
「お前のブログはなげえんだよ」「はい、申し訳ない。いま少し」大学生の頃「学園祭のポスター」だったかな?を貼りに女子学生と二人して町を歩いた折に、近所にまで頼み歩いてくれて、二人に洋食屋で学食の5倍くらいする飯を食わせてくれたおばあちゃんがいました。「美味いかい」といいながら、ご自分はなにも食べずに満足そうに煙草をふかしていました。その人の名は岡本そめ八さん、文弥さんの脇で三味線を弾いていた方でした。あれから、46年。お二人とも疾うに鬼籍に入られました。
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おはよう❗沖縄は現在22度で太陽が燦々です❗流石に朝夕は肌寒いです。団扇さんのブログ長くない、ながくないよ、、だってね内容がとても勉強なるものね。私99歳まで生きるつもりだよ。1歳足したら100歳だけど、少し遠慮して99歳にしたわけ、、。ですからあと30年もあるはず、、やはり本も人もしっかり厳選するつもりだよ❗そうですね、、芥川龍之介は大好きで図書館から借りて全集読み更けました。短編だからせっかちの私とは相性があったのかな⁉人間の心の奥を抉ったのにも惹かれたと思いますね。団扇さん、、文章が長いとか何とか言わんと、団扇さんのやりたいように自然体でやってね、、それでこそ貴方らしさが出るというもんよ。おなじ団塊の世代の私が言うのだから間違いなし❗なんちゃって、、失礼しました、、かつらより
昨日、東京は11月としては46年ぶりの大雪でした。今朝のニュースで、台風に発達しそうな熱帯低気圧の発生が報じられていました。地球の気候をオカシクしているのは外ならぬ人間ですね。「人類の持ち時間」を考えなくてはならない時代なんですね。
団扇さん!東京で11月に雪が降ったのは、46年ではなく、56年ぶりです。私が中学1年の時です。秋が短く冬になってしまいました。
絵扇さん、有難う御座います。46年前は間違いでした。でも56年前も間違いでした。正解は54年前でした。兎に角ずっと前のことでした。ついでに、最近芝居や歌番組で降らす雪がリアルになりましたね。昔は紙吹雪だったので、唇に張り付いた「紙辺」を指で剥がしたり、ペッツと吐き出す歌手がいて愉快でしたね。