
♪大砲の上にしゃれこうべがうつろな目をひらいていた/しゃれこうべがラララ言うことにゃ/鐘の音も聞かずに死んだ 原曲:シシリー島民謡 50年近く前に、歌声喫茶で聞き覚えた歌です。暗記されている方はどうぞご一緒に、初見の方は三番までお調べください。

雨にうたれ風にさらされて〈しゃれこうべ〉になる前は〈なまくび〉ということになります。〈なまくび〉の目は開いているか閉じているか、いずれにしても生々しい光景です。〈しゃれこうべ〉には眼球がないので〈うつろ〉に決まっています。聞かずに会わずに知らずに死んだ〈しゃれこうべ〉が、悲しい人生を、一転してラララとドライに歌います。

こんなコラムを読んだあとで、どうして〈しゃれこうべの歌〉が浮かんだのか、人間とは不可思議な存在です。なんて他人事のように思う団扇です。
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