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はらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る はたらけど(5)はたらけど(5)なおわがくらし(7)らくにならざり(7)じっとてをみる(7)短歌の定型は57577ですが、55777と読んだ方が良さそうです。あまりに有名な歌なので、どう読むか考えたことがありませんでした。さて、〈じっと手を見る〉は手のどこを見たのでしょう。〈一握の砂〉というタイトルにつられて、〈砂を握ったのは手の平〉ですから〈見たのも手の平〉と疑いなく考えていました。〈手の平にあったのは、鋤鍬を握った肉刺なのか、ペン胼胝なのか〉その時突如として〈♪節くれだった荒れた手にふるさとを守る〉の歌詞が浮かびました。とすると〈手の甲〉かも知れません。じっと手を見るのに飽きて仰ぐ空は団扇の返句です。

 

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