井戸の周りに集まった大人たちが大騒ぎしています。「朝鮮人が毒を投げ込んだ証拠の印が付いている」脇で聞いていたのは少年時代の黒澤明監督でした。その後の「大虐殺」を体験した少年は、事件の本質を体験したのです。「件の印」は黒沢少年の落書きだったからです。
そんな歴史的な事情を承知の上で、相撲部屋からスカウトされて来日したのが力道山でした。力道山を敬愛する張本勲さんに、「なぜ出自を隠すのか」と問い詰められたそうです。「空手チョップでアメリカのプロレスラーを寄せ付けない英雄が日本人でないと知ったら、ファンはどう思うだろう」と答えた力道山は「アメリカとではなく日本と戦っていたのだろう」とは張本さんです。
港区の豊岡生き生きプラザの川柳教室の寄り道に、南麻布の在日韓人歴史資料館に足を伸ばしました。60分しか時間が許さなかったので、感想を書く時間も無かったことを職員に詫びて帰りました。帰途の三田線で30ページほどの冊子「100年のあかし」をほぼ詠み終えました。
虐殺された朝鮮人犠牲者に追悼文を送らない小池都知事、関東一校の優勝インタビューの準備を整えながら、負けたら労いの言葉もないどころか、勝者の京都国際には一言も触れない異常ぶりです。資料館は真実を丁寧の展示しながら、主張を押し付けるような姿勢が微塵もありません。

Loading...














































