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覚えているのは
体寄せあう極寒の曇り空の日だったこと
そして本当に(マジで)二人とも若かったということ
あなたの手作りマフラーとミルクホールという喫茶店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこの前来たのは
歴史の本に載る(?)かれこれ半世紀も前
何もこの慌ただしい年末を選ばなくても
それでもどうしても抑えきれなかった思い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの頃のままの佇まいに迎えられて
たくさんの時間を飛び越えて急にそこにいるような感覚
それでもこの街の歴史は少しも動揺などせず
若返りそうなカップルを笑っているようでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

段葛を歩いて八幡様へ
お決まりの小町通りは修学旅行のはしゃぐ声
あまり喋らずいやいくら話しても足りない
必ずまた来る約束とそろそろお腹がすいたなぁの結末

 

あの頃の二人の写真はもう撮れぬ   めぐみ



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