『 君の手がきっと誰かの役に立つ 』
初めて送り出す卒業生のために
一人一人の手形を押した色紙に書いた五七五です
当時はまだ川柳という意識はなかったものの
今思えばそれらしい姿ですね
まだ身体には大き過ぎる中学校の制服に身を包んでいた子どもたちも
今ではもう立派な働き盛り
社会を背負って立つ人間になっていることでしょう
小さかった両の手も 大切な愛する人のために
周りのたくさんの人のために仕事をしているのでしょう
子どもたちに書きながら たぶん自分を励ましていました
卒業したらもう会えないことがたまらなく寂しかったから
出会いは別れの始まり なんて言葉では知っていても
その場に立てば 大人だって泣きたくなります
教え子に対してでさえこの心境です
自分の子どもについてはいったい
どんな風なんだろうと心配していました
『 健やかに育てとばかり願ひしを
今は時間よ止まれと祈る 』
それもムダな抵抗でした
月日は百代の過客にして
・・・あっさりと親離れをしてくれそうです
私のところだけ
フルスピードで時間が流れていきます
巣立つ子に涙は見せぬ心意気 めぐみ
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