
朝から私の体の中で聞こえる音があります
ひとつふたつと数えては消えていきます
揺するような周波数が
余韻の中にうなりを含んで
これまでの事や
この年の思いを
意識に乗せては記憶の海へと流していくのでしょう
今日は私と
私のものであると決めている人たちが
時空の座標を共有しています
満たされていくのは方程式では表わせないものです
この日の夜に区切らなくてもいいのです
永遠と見紛うばかりの一瞬の重なりが
どうか「あけまして」で消えてしまいませんように
望むことばかりの
よくばりな私も
百八つ鳴り終える頃には
浄められてしまいそうです
新しい布巾二枚がお待ちかね めぐみ